第5チャクラ

 さて、話題をチャクラに戻そう。第5チャクラの番だ。

 第5チャクラはのどに位置する。色は青で、カリフォルニア大学ロサンジェルス校でのヴァレリー・ハント博士の実験では、ヒーラーや透視能力者は、100Hz-240Hzの間と、800  Hz帯域のエネルギーを「青色」として識別する。

 臓器ではおもにのどや肺を含めた呼吸器、内分泌腺では甲状腺と副甲状腺に結びついている。組織レベルでは筋膜と結合組織に対応する。

 第1、2、3のチャクラが物質世界での活動に対応するのに対し、第5、6、7のチャクラは人間の内的世界と精神面に対応している。第4チャクラはその中間にあって、外面と内面、物質と精神の二つの世界をつなぐ役割をもつ。

 第5チャクラの基本色は青だが、これも人によって、深いコバルトブルーから明るい空色まで色味に違いがある。このチャクラが枯渇したり弱い人では、薄く力のない、かすれたような青色。甲状腺の機能の異常も、このチャクラに表れる。

 ちなみにオーラ・フィールド(生体エネルギー場)の青は、伝統的に精神性の色と言われる。普段から内省的で自己の内面に目を向ける人や、高い世界 に思いを向けて過ごす人のオーラは青が多い。α波の出るような静かなメディテーションをした後にも、オーラの全体が青色になる。

 外向的、物質的なタイプの人のオーラは基本的に黄色や暖色系で、青色はあまり見られない。しかし誰でも、脈拍が130を超える(息の切れるよう な)運動をしばらく続けると、オーラの全体がオレンジ色になり、運動の後、さらに青色にシフトすることが知られている。つまり激しい運動をした後には、自 然にメディテーションに近い内省的な状態に入る。激しい運動後の爽快で落ち着いた気分というのは、α波が出ている状態なわけだ。

 第5のチャクラの重要な機能は、肉体の「形」を保持すること。神智学などの伝統的な用語で「エーテル体」と呼ばれるエネルギー体は、このチャクラ に結びついている(バーバラ・ブレナンの本ではこれは「エーテル体テンプレート」と呼ばれているが)。また体中の筋膜と結合組織もこのチャクラにつながっ ている。

 もう一つの重要な機能は、時間との関係性。

 第5チャクラはある意味、神秘に満ちて、とても興味深いチャクラだ。限りなく合理的で秩序だっているのだが、頭だけで理解することのできない奥深さがある。

 

第5チャクラ:肉体面での影響

 第5チャクラと結びついているエーテル体は、伝統的ヒーリングでは、「肉体の完璧な青写真(鋳型、テンプレート)」であるとも言われる。その視点からは、私たちの肉体の形は、この青写真ないし鋳型に沿って形成される。

 だが多くの人で、肉体はこの鋳型から部分的に「滑り落ち」ている。「滑り落ちる(slip)」というのは妙な表現だが、そうとしか言いようがな い。(このレベルで作業をするヒーラーには、その感じがわかるだろう。)「ぶれる」あるいは「ずれる」と言ってもいい。本来ならばぴったりとはまっている ものが、ずれたり部分的に外れたりしている状態だ。

 肉体とこの鋳型(テンプレート)の間のずれを起こすのは、直接的には怪我や外傷、事故、慢性的に肉体に加えられるストレスなどだ。乱暴な手術が原因になることもある(すべての手術ではない。適切に行われた手術は、むしろこのずれを修正することができる)。

 怪我や手術の傷の治りが遅い場合に、エーテル体に働きかけるヒーリングを受けると、傷の治りが加速することがよくある。また傷跡として残っている ものでも、目に見えて傷組織が正常化していくこともある。私の経験上、この場合の効果は傷の古さにはほとんど関係ない(ブログにクライアントの体験談など も載せてあるが、10年以上前の傷でもハンズオン・ヒーリングの効果は出る)。

 肉体の外傷以外にも、自分があるべき道から外れて生きることは、基本的に自分自身の青写真と肉体との間に乖離をもたらす。その状態が長く続けば、やがて肉体の健康にも影響が出ることは目に見えている。

 エーテル体に対する肉体のずれを修正して本来の状態に戻すことができると、肉体の形に大きな変化が起こせる。例えばボディワークのロルフィングは 筋膜に直接働きかけるが、アイーダ・ロルフの教えに忠実な古典的ロルフィングが体の形を整えるのに優れているのは、このことに関係している。腕のよいロル ファーは、よく発達した第5チャクラをしていて、本人が意識するとしないに関わらず、肉体とエーテル体に同時に働きかけている。

 私はこれまで二百数十回のロルフィングを受けてきているが、これは自分のヒーラーとしての能力を支える土台の一つになっている思う。強く、安定してバランスのよい肉体は、魂にとっても必然的に住み心地のよいものだし、物質世界での活動能力を大いに高める。

 

第5チャクラ:音と沈黙の力

 第5チャクラはその位置から想像がつく通り、のどの機能にも関係している。のどは発声と自己表現の座だ。

 声を出しての自己表現は、第5チャクラの創造性の表現としてわかりやすい。しかし見落とされがちなのは、沈黙のパワーもまたこのチャクラの機能だ ということだ。音と沈黙は表裏一体であり、沈黙はむしろ音のマトリクス(母体)である。沈黙という空間の中で、個々の音が時間軸に沿って発せられていく 時、言葉や音楽が生まれる。

 だから、第5チャクラの機能を高めるには、声を使ったり、外的に何かを作り出したりして自己表現を行うのと同じくらい、沈黙の中で時間を過ごすことが重要だ。沈黙に耐えることのできない人は、本当の意味で声と言葉の力を身につけていない。

 いつもおしゃべりの絶えない人の言葉は、一つ一つが軽い。第5チャクラの力を体得している人は、普段は言葉少なくても、ここぞという時に本当に必要なことを明晰に語ることで、言葉の力をフルに発揮させることができる。

 

第5チャクラのヒーリング

 第5チャクラはもともとエネルギーを送り出すチャクラの一つなので、ヒーリングでもこのチャクラからエネルギーを入れることはしない。無理にエネ ルギーを押し込もうとすると、エネルギーが逆流して、クライアントはのどがむずむずしたり、咳をしたり、何かを吐き出したいような感覚におそわれる。

 カタルシス(吐き出すことで浄化を行う)的なアプローチに慣れている人は、こういった反応をよいことだと解釈するかもしれないが、カタルシスはつ ねにエネルギーを消耗することに気づくべきだ。時には、時間をかけてクライアントに流したエネルギーが、その後のカタルシス反応ですべて吐き出されてしま うことすらある。

 あちらこちらのヒーラーを転々としてきた人の中には、このカタルシス反応が癖になっていて、エネルギーが体に流れ始めるやいなや、咳をしたり体を 揺さぶるなどして吐き出してしまう人が時々いる。これは健全なことではない。少し専門的になるが、ハンズオン・ヒーリングとカタルシス的な心理プロセスを 同一セッションの中で組み合わせることの問題点はここにある。

 ハンズオン・ヒーリングを通して肉体の回復や治癒を支えるためには、肉体に馴染みのよいエネルギーが有機的な形で流され、体はそれを水を飲むように自然に飲み干すのが望ましいのだ。そうすればエネルギーは体に染み渡り、本人が心身ともに充実するのを助けることができる。

 ヒーリングで第5チャクラの目詰まりをとったりバランスをさせることもできる。また第5チャクラと密接に結びついている甲状腺と副甲状腺に直接働きかけることもできる。だが自己ヒーリングもそれと同じくらい重要だ。

 自分でできて、効果的な第5チャクラの整え方は二つ。

 一つは、声を使うこと。好きな物語や詩の音読、カラオケ、なんでもいいが、意識的に、能動的に声を使う時間をとること。

 もう一つは、沈黙のうちに内省的に時間を過ごすこと。静かな場所で一人になって、自分自身の内的おしゃべりを止め、まわりの音にひたすら耳を傾けてみる時間をとろう。「聞く」こともまたこのチャクラの機能だからだ。

 クラスでよく勧めるのは、禅寺などで瞑想したり、しずかに座って時間を過ごすことだ。京都の竜安寺はわかりやすいのでよく挙げるのだが、こういった歴史のあるお寺の静謐な空間は、第5チャクラにとって「馴染みの」空間であり、癒しになる。

 第5チャクラとその周辺については、次の号でもう少し書く。

エネルギーの海 スピリット通信』2009年5月30日号(vol. 25)

| | Comments (0)

このライブラリについて

 ライフスクール・ディレクター、王由衣の執筆ライブラリです。

 ヒーリングとアルケミー、スピリチュアリズムについて学びたい人、ヒーラー、アルケミスト、ライトワーカーとして生きたい人のために書かれた一般向けの記事を、ここにまとめます。

 無料メールマガジンのバックナンバーも、こちらにダブル保管。

 内容やデータの更新の必要な記事もありますが、追って更新、加筆します。

 メイン活動サイト School of Healing Arts and Sciences
 ブログ  女神の青い蓮、聖母の青い薔薇
 メールマガジン 『ヒーラー&アルケミスト』(有料購読版、こちらのバックナンバー主要記事は総集編として販売され、公開にはなりません)

| | Comments (1)

第4チャクラ ハートの力

 第4チャクラはハート・チャクラとも呼ばれる。胸の真ん中に位置し、精神性・魂の働きを司る上位のチャクラ(第7、6、5チャクラ)と、物質レベ ルを司る下位のチャクラ(第1、2、3チャクラ)をつなぐ場所を占める。伝統的にアストラル体(星気体)の座で、夢や「目に見えない世界」への扉ともさ れ、内的世界と外的世界をつなぐチャクラでもある。

 ハート・チャクラとアストラル界などについては先の号で触れたので、この号では健康面からその働きについて見ておく。

 第4チャクラの色は緑で、カリフォルニア大学ロサンジェルス校のヴァレリー・ハント博士の実験では、ヒーラーや透視能力者は、240  Hzから400 Hz帯域のエネルギーを「緑色」として識別する。

 臓器ではおもに心臓と血管など循環器系、内分泌腺では胸腺に結びついている。組織レベルでは筋肉に対応する。

 同じ胸部にあっても肺や気管支などの呼吸器は、第5チャクラにつながっている(もちろん、循環器と呼吸器が切り離しがたく結びついているように、第4チャクラと第5チャクラの間にもつながりがあるが)。

 

第4チャクラ:肉体面での影響

 第4チャクラ=ハート・チャクラの基本色は緑だが、それも人により、またその時々の体調や精神状態によって、第3チャクラよりで黄色がかかった緑 から、第5チャクラよりで青色の濃い緑。また、澄んで透明なエメラルド・グリーンや鮮やかな草色から、目詰まりして重く濁った色合いまで、さまざまだ。

 緑はまた、変化と変容のエネルギーに対応する色で、人生の大きな変化や、内的な変容経験を通過している時、しばしばエネルギーフィールド(オーラ・フィールド)に緑色の光の流れが多く見られる。

 対人関係や対人感情が希薄な人は、ハート・チャクラも色が薄くて寂しい。

 逆に、一見とても世話好きで人と関わっているように見えるのに、胸のあたりが枯渇して寂しい印象を与える人もある。これは多分、不健康なパターンで、自分の健康やニーズを無視してまで人に与える癖がついている人だ。

 胸が重たく感じられている時には、ハート・チャクラも暗雲のようなエネルギーに覆われて暗く見える。胸に強い怒りをため込んでそれを押さえつけている場合には、ハートのあたりがどす黒く見えることもある。

 人間である以上、さまざまな人生の出来事があり、それに伴う感情の浮き沈みがあるのは当たり前だ。しかし、上に上げたような不健康なパターンがあまり長く続くと、心臓や循環器系に送られる生命エネルギーの量が慢性的に少なくなり、体調に影響が出てくる。

 ここで注意が必要なのは、「ハート・チャクラが閉じている=心臓病」ではないし、「すべての心臓病の人=ハートが閉じている人」でもない。人間の健康とエネルギーフィールド(オーラ・フィールド)の関わりは、そんなに単純なものではないのだ。

 上に挙げたような不健康なパターンが続き、ハート・チャクラが十分にエネルギーを採り入れることができなければ、心臓に送られる生命エネルギーの 量が不足する。同時に、遺伝や体質的な循環器の弱さ、動脈硬化傾向や、血管の目詰まりを起こすような食生活、喫煙や運動不足などの不健康な生活習慣が重な れば、心臓や循環器系の病気になる可能性はとても高くなるし、すでにその傾向がある人は、症状の悪化が加速される。

 他方、偏見に満ちて頑迷でハートが硬くなっていても、体質的に循環器が丈夫な上に健康な生活習慣を守っていて、心臓病と無縁で暮らしている人もあ る。反対に、ハート自体はオープンなのに、持って生まれた体質で心臓に病気のある人もある。あるいはハート以外のたとえば第1チャクラや第2チャクラに不 調がある場合でも、体質的に循環器が弱ければ、そこに症状や病気が出ることもある。

 自分や自分のクライアントがどのケースなのかを知るには、遺伝、体質、生活習慣、内面生活、エネルギーの状態など、その人の「全部」を見る必要がある。

 だが、どのようなケースでも、ハンズオン・ヒーリングを通してチャクラの目詰まりを浄化し、たっぷり生命エネルギーを補充すれば、体質的にかかりやすい病気の予防や症状の緩和、そして健康の回復の助けになる。

 

ハート・エネルギーの強い国

 特定の国や民族には、それぞれ基調となるチャクラやオーラの色があることは、これまで繰り返し話してきた。

 私がこれまで経験した中では、インドネシアのバリ島が、ハート&アストラル・エネルギー圏として際立っている。それからフィリピンやブラジ ル。(アストラル・エネルギー圏=物質世界と霊の世界の間の壁が薄いフィリピンやブラジルが、心霊手術のメッカになっているのはおもしろい。)

 ハート・チャクラ中心の文化の特徴は、文字通り「なんでもあり」の鷹揚さ、「あなたのものは私のもの」的なバウンダリのあいまいさと人間関係の濃密さ、いったん足を踏み入れたら飲み込まれてしまうような親和力というか。

 (ちなみに、日本の男性がよくフィリピン女性に惚れ込んだり、日本の女性がバリ・ジゴロの最高のカモとか言われるのも、普段ハート系のエネルギー に飢えている人にとっては、こういった国の異性のオーラに接するだけで、自分がとても愛されているような気持ちになることに一因があると思う。)

 ハート/アストラル系のエネルギーに満ちた土地で時間を過ごすと、細かなことはどうでもよくなってくる。第3チャクラの分析判断力はスローダウンし、第5チャクラの時間感覚(時間や約束を守ろうという気持ち)も限りなく薄れていく(笑)。

 ヨーロッパでは、地中海沿岸の国々が比較的ハート系のエネルギーが強い。スペイン、イタリア、ギリシャといったあの辺りだ。

 ハワイではマウイ島がハート・エネルギー圏。あざやかな緑におおわれた島の風景だけでなく、土地をおおうエネルギー自体が虹色を伴った美しい緑色 で、地元のハワイ系の人たちももちろん、おおらかであたたかい。しかしバリ島やフィリピンなどの濃密なエネルギーと比べると風通しはいい感じだ。

 (他方、アメリカ本土からマウイに来ている移住者や旅行者は、むしろハートのエネルギーや経験を必要としていて、そのために、それが豊かなマウイ島に惹かれて住んだり定期的に訪れる人が多いように思う。)

 

第4チャクラのヒーリング

 第4チャクラはもともとエネルギーをとり入れるチャクラの一つなので、強い目詰まりなどがなく普通に機能しているなら、素直にエネルギーを流すのが効果的だ。

 ハート・チャクラはまた、(よほどガードが固くなっているのでもない限り)他の人からのエネルギーを感じやすいチャクラでもある。このため、フラワーエッセンスを併用したハンズオンも効果的で、集中研修の実習でも、初めての人でも驚くほどの手応えが得られる。

 訓練されたヒーラーからヒーリングが受けられるなら、本来の手順で行われるキレーションは、全身のエネルギーの滞りをとり、必要なところにエネル ギーを補給するので、心臓を含めた循環器系の優れたメンテナンス方法だ。(注1 現在、多くのヒーリングスクールで教えられているのは改変型の手順)(注 2 ハンズオン・ヒーリングのエネルギー・キレーションは、医学治療として行われる点滴キレーション療法とは別もの)

 また冠状動脈硬化や虚血性心疾患の症状があり、明らかにハートのエネルギーが滞って目詰まっている場合には、通常のキレーション手順ではなく、リ バース・キレーションと呼ばれる別の手順に従う。キレーション前にスキャニングでエネルギーの状態をチェックしておくことは、この理由からも必須である。

 目詰まっているハート・チャクラは、ハンズオンでエネルギーの掃除や浄化をしてもらえるなら、効率もいいし気持ちもいい。終わった後は、胸を中心に心身がすっきり軽くなっているのが感じられるだろう。

 しかし自分でできて、効果的なハート・チャクラのメンテナンス方法もある。それは肉体の心臓のメンテナンスと同じで、運動をすることだ。運動は二通り、心肺機能を高める(息が切れる)運動と、筋肉を整える(筋肉を鍛え、同時に柔軟性を高める)運動。

 脈拍が1分間に120から130を超えるような運動を1回に20分以上、週に3回続けるだけで、心肺機能を高めることができる。同時にオーラ・フィールドのゴミが燃やされ、ハート・チャクラもある程度掃除される。

 心肺機能を高める運動と、平行して適度の筋肉トレーニングを続けていくと、ハート・チャクラの「エネルギーの筋肉」も伸ばされ鍛えられ、「ゴール に向かう持久力」「自分と違う相手や意見を受け入れるゆとり」「変化に柔軟に対応する能力」といった内的変化として経験される。

 自分でできるアプローチの内的なものは、「自分と異なるものを受け入れる」「済んだことを許し、手放す」といった、ハート(こころ、ふところ)を 広げる練習をすることだ。それによって、自分のハートをもう少し引き伸ばし、ハート・チャクラのエネルギーの筋肉をストレッチする。

 「自分と意見の違う人を受け入れられない」「強い競争心や嫉妬心を感じる」「自分と異なる相手(人種、文化、性別等)に偏見を持ってしまう」などは、ハート・チャクラのストレッチが必要なサイン。

 日記や専用のノートを用意し、「自分のハートを詰まらせたり縛っている人や経験」を書き出していこう。そして1回に1つ、それについて内省し、自 分自身のこだわりや憤りを解いて、その経験や相手を自分の胸の中に受け入れるスペースを作ったり、相手を許して手放すように努める。

 取り組みには祈りを組み合わせてもよく、ハートのテーマを扱うフラワーエッセンスを併用するのも効果的だ。 

 

第4チャクラ:ハートの力

 第4チャクラが充実している人は、その存在自体が柔軟性と弾力性に富んでいる。

 解剖生理学を勉強した人は、心筋(心臓の筋肉)が、疲れを知らず、おそろしく強くて弾力性に富んでいることを知っているだろう。何しろ、一生休むことなしに鼓動し、全身に血液を送り続けるのだ。

 ちょうどそんなふうに、強くて、しなやかで、休むことをしらず、あらゆる出来事に向かい合って柔軟に対応し、必要に応じて変わっていくことができ る。人生を、その幸せさもつらさもともに、しなやかに受け入れ、変わり、生き続けていく力、それがハート・チャクラのパワーだ。

 第4チャクラはまた、第3チャクラとのバランスを必要とする。第4チャクラ/ハートの包容力は、第3チャクラ/自我のバウンダリ(自己の境界)を守る力と合わさって、バランスがとれたものになる。

 第3チャクラに偏ると、判断は知的で、時に渇いて冷たいものになる。しかし第3チャクラのバランスなしに第4チャクラに偏ると、人間関係は無分別 で、溺愛や共依存の関係になることもある。中毒患者のエネイブラーなどのように、愛することで相手をだめにしてしまうことすらある。

 第3チャクラと第4チャクラのバランスがとれた人間関係は、論理的で分別に富み、同時に温かさと包容力を備えている。そして自分と相手を守り、大 切にすることができる。ここでも、チャクラがそのパワーを発揮するために重要なこと ---- それは他のチャクラとのバランスだということに思い至る。

 そしてもう一つ、ハート・チャクラについて何より大切なこと。

 私たちの心肺機能は、適度なストレスをかけることで鍛えられていく。筋肉も、筋繊維が傷つく程度のトレーニングをがんばって行うことで、超回復を通して太く、強くなっていく。同じことが、ハートにも当てはまる。

 私たちのハートも、つらさや困難に出会い、それを克服していくことで強くなっていく。好きなものを愛することはやさしい。しかし、好きではない相 手を、なお人間として受け入れるよう努めることで、ハートはもう少し大きく、もう少し大人になっていく。過去に自分を傷つけた相手を許し、手放すことで、 ハートはもう少し深さを増す。

 本物の勇気は、恐れを克服することでしか身につかない。ハートも、人生でのさまざまな経験を通して傷つき、そしてそこから回復することで、いっそう強く、大きく、しなやかになっていくのだ。これがハートの持つ変容の力であり、人間として地上に生きることの意味でもある。

エネルギーの海 スピリット通信』2008年11月16日号(vol. 21)

| | Comments (0)

第4チャクラ(ハート・チャクラ)とアストラル界

 胸の中心に位置する第4チャクラはとても興味深いチャクラだ。これはハート・チャクラとも呼ばれる。

 英語の「Heart」は日本語の「心(しん)」と同じように、「心臓」「ハート」のほか、「中心」「ものごとの核心」といった意味もある。

 このチャクラは、精神性・魂の働きを司る上位のチャクラ(第7、6、5チャクラ)と、物質レベルでの機能を司る下位のチャクラ(第1、2、3チャクラ)の中間に位置する。つまり精神と物質レベルの重なる領域であり、伝統的に「目に見えない世界への扉」であるともされる。

 そして第4チャクラを入り口とする、エネルギーフィールド(オーラフィールド)の第4レベルは、すべての関係性、人間や動物やあらゆる生命との「関係」が経験されるレベルでもある。

 今回は、エネルギーフィールドの第4レベル(アストラル・レベル)と人間関係、その周辺について、触れておこうと思う。(第4チャクラと肉体面からの解説については次の号で。)

 オーラフィールドのレベルは、チャクラに対応する形で第1から第7レベルまであって、それぞれのレベルは、一定の周波数帯のエネルギーで構成される領域ないし「界」だ。

 その中でも第4レベルは、伝統的にアストラル界(星気界)と呼ばれ、それ自体で一つの大きな世界を形成している。

 いわゆる体外離脱(アストラル・プロジェクション)体験で旅をするのも、シャーマンたちがトランスに入り出かけて行くのも、古典的な魔術師たちが自然霊を呼び出して作業を行うのも、この世界。

 多くの人は毎晩、少なくとも寝ている時間の一部を、体を抜け出し、アストラル体(古い言葉では幽体)として、この世界を旅したり、亡くなった人や、生きている人(同じように体を抜け出て来ている人)、また自分のスピリットガイドなどと会うことに使っている。

 普通の夢とは違う、とてもあざやかで実感のある夢を見たり、夢の中で亡くなった人と話をして目を覚ます時、それはこの世界で実際に経験したことである可能性が高い。

 この世界では、人の内面にある思考や感情が目に見える色や形として姿をとる。その「形」はしかし、とても流動的で、いとも簡単に姿を変える。我々 の内的世界がそのまま外的な世界として存在しているので、それを作り出している人の内的状態が変化すると、ただちにまわりの環境も変化する。(または自分 自身が気がつかないうちに違う領域に移動していることもある。)

 またこの世界では、光は外から来るのではなく、ものや存在の内側から照らすように輝き出る。神智学や古典魔術の表現では、だからこの領域自体を「アストラル・ライト(アストラルの光)」とも呼ぶ。

 アストラル界の中でも高い領域では、すべてのものが色あざやかで独特の輝きをもつ。低い領域に行くにつれて視野が薄暗くなり、底の方になると、ものの形もはっきり見えないくらいに暗い。

 周波数の高い領域には、スピリットガイドや自然霊などがおり、周波数のずっと低い領域に降りていけば、いわゆる「煉獄」や「地獄」のような場所も ある。ただしこれらも、そこに集まる魂の内的世界が反映されてできているのであって、「神」が人を罰するために作った領域などではない。

 人間の内的世界(そのもっとも高い部分から低い部分まで)が、すべてそのまま外的世界として表現され、経験される場所。だからこの世界を「仕事場」とする古典的な魔術やシャーマニズムの訓練では、自己の恐れと向かい合い、ハートの力を強めることを徹底的に訓練する。

 自分は視覚化が苦手と思っている人で、アストラル界がどんな感じなのかをヴィジュアル・イメージたっぷりに見てみたい人には、映画『奇跡の輝き』(原題『What Dreams May Come』)がお勧めだ。

 

人間関係とアストラル界

 私たちの人間関係もエネルギーのレベルでは、すべてこのレベルで起き、経験される。

 このレベルに意識の焦点を合わせると、自分とまわりの人との関係や、まわりの人たちどうしの関係の様相や質が、具体的な色やエネルギーの流れ(ストリーマー)、チャクラとチャクラを結ぶ絆(コード)などとして目に入ってくる。

 (わかりやすいイラストが、バーバラ・ブレナンの『癒しの光』にある。またディーン・ラムスデンのエネルギー心理学講座に出ている人は、さらに具体的なチャクラとコードの図解を思い出すだろう。)

 関係の質はどんなものか ---- 新しくて結ばれたての関係、安定した関係、あるいは古くてがちがちに固まってしまい、お互いを縛るような関係。一方的な関係、依存的な関係や中毒的な関 係。対等でバランスのとれた関係、お互いのためにゆったりとした空間のある関係...。

 どんな部分で結びついているか ---- ハートを開いて互いを大切に思う関係(互いのハート・チャクラをコードがつないでいる)、一方的な寄生関係(一方の第3チャクラからもう一方の第3チャク ラにコードがつながり、エネルギーを吸う)、肉体・性的関係が中心になっている関係(互いの第1チャクラや第2チャクラが強くつながれているが、ハートや その他のチャクラの間につながりがない)...。

 古典的な修業、あるいは現代なら心理療法などで自分自身の内面を浄化しながら、このレベルに意識的に感覚を開く訓練をしていくと、こういったことが、人と人の間に流れるエネルギーや、チャクラとチャクラの間に結ばれるコードとして、具体的に知覚されるようになってくる。

 ただし、こういった知覚はつねに自分自身の内面の目というフィルターを通すわけなので、心理療法などを通して、フィルターに積もっている過去からのごみを掃除していくことが欠かせない。

 なにしろ自分が外の世界に投影したものも、エネルギーである以上、形として知覚される。感情的な人や思い込みの強い人は、投影の力も強い。このレ ベルで自分の内面をまわりに投影しまくって、「あなたには○○が憑いている」とか、好き勝手言っている怪しい霊能力者やおせっかいな人たちはいっぱいい る。

 そんなはた迷惑な「スピリチュアル・マッチ・ポンプ」にならないためにも、投影を減らすために内的な明晰さを作り出していくことが、他のレベルで知覚を広げていく場合以上にいっそう重要なのだ。

 第4チャクラを通しての知覚は、第3チャクラの理性、良識、客観性とバランスされてこそ、また人間としての成長と進化の段階に統合されてこそ、実用性のあるものになる。

エネルギーの海 スピリット通信』2008年9月17日号(vol. 20)

| | Comments (0)

第3チャクラ

 現代人では、第3チャクラの働きが乱れがちだ。心配事などの精神的ストレス、仕事の過剰なプレッシャー、アドレナリン・ラッシュが起きるような 「手に汗握る」シチュエーション(パソコンゲームを含む)は、第3チャクラのバランスを乱す。長期的にこのチャクラの働きが乱れると、胃や膵臓の働きに影 響が出る。現代社会のストレスに関連するさまざまな身体の不調に対処していくにも、第3チャクラ本来の健康なバランスを取り戻すことが必要だ。

 第3チャクラは、おなかのちょうど胃のあたり、太陽神経叢(たいようしんけいそう)の上に位置して、その周辺の内分泌腺や臓器と結びついている。精神構造的には左脳と分析的知性、そして自我の機能に対応する。

 第3チャクラの色は黄色で、カリフォルニア大学ロサンジェルス校のヴァレリー・ハント博士の実験によると、ヒーラーや透視能力者は、500 Hzから700 Hz帯域のエネルギーを「黄色」として識別する。

 第3チャクラの基本色は黄色だが、その人の知性や自我の発達パターンに応じて、淡いレモン色から濃い山吹色、黄土色のような色まで。また鈴の音の ように澄んで明晰なものから、他の色を塗りこめてしまいそうな厚く不透明なもの、未発達でぼよんとした感じのものまで。また体調や精神的状態に応じて、薄 く力のない場合、興奮してちくちくするような手触りの場合、長期のストレスがたまり茶色や黄灰色に近い濁り方をしている場合など、さまざまだ。

 普段、肉体や感情を無視して知性の力だけで生活したり仕事をしている人では、このチャクラが大きくパワフルになり、他のチャクラを圧倒している。まわりのチャクラがこのチャクラに共振して、オーラの全体が黄色に見えるような状態になってしまっていることもある。

 臓器ではおもに胃と膵臓、内分泌腺では副腎皮質と膵臓(ランゲルハンス島)に結びついている。組織レベルでは骨を包む骨膜も第3チャクラに対応し ている。骨膜が第3チャクラというのは、「第1チャクラ=骨髄=生(なま)の生命力」と「第2チャクラ=骨=生(なま)の感情」を、「自我/人間としての 社会性」という、「薄いがしっかりとした膜」で包むのが第3チャクラの役割と考えると、わかりやすい。

 

第3チャクラ:肉体面での影響

 第3チャクラの主要な機能は、胃や膵臓によって象徴される消化機能だ。消化は、外からとり入れたものを細かくして、体がそれを吸収し必要な部分に 配分できるようにすること。物質レベルで消化するのは食べ物だが、知的レベルでの情報や外的な経験を消化する(より分け、分類し、自分のために使えるよう にする)のも、第3チャクラの機能だ。

 現代人が第3チャクラのバランスを乱すパターンは、基本的にこのチャクラを使い過ぎることから始まる。

 最近目立って多いのは、外から入ってくる経験や情報、刺激などの量が多すぎて消化しきれない現象だ。外部からのインプットが多すぎて消化しきれ ず、第3チャクラが消化不良状態で、エネルギーが目詰まったりチャクラの働き自体が停滞する。こうなるとまず、物事を明晰に分析してより分ける能力や知的 な判断力が低下する。第3チャクラが長く停滞状態にあると、胃や膵臓など周辺臓器の生命エネルギーも低下する。

 遺伝的、体質的にこれらの臓器が弱い人なら、影響はなおさら出やすい。逆に、体質的に胃や膵臓の病気になりやすい傾向を受け継いでいる場合でも、第3チャクラをよくメンテナンスすることで、健康を維持するのに役立つ。

 第3チャクラのバランスを乱す別のパターンは、過剰な刺激やストレスでチャクラを疲弊させる場合で、胃以外にも副腎などに影響が出る。

 「刺激 → 興奮状態 → エネルギーを使い切る → 生命エネルギーの総量が低下 → ぐったり疲れる → 刺激を求める」の周期が繰り返し続 くと、やがていくら休んでも疲れのとれない慢性疲労状態(生命エネルギーが慢性的に低下した状態)になり、これはやがて免疫力の低下にもつながっていく。

 

第3チャクラ:知性の力、自我の働き

 第3チャクラにエネルギーがあって明晰な人は、優れた分析・分類能力をもっていて、いわゆる頭の回転が早い。第3チャクラがよくバランスされてい ると、経験や情報を効率よく識別、分類し、使いこなすことができる。オーラの第3レベル、知性体も澄んで光があり、きれいな黄色をしている。こういった人 に仕事を頼むと、とても手際よく、迅速に仕事がはかどる。

 第3チャクラは、第1チャクラ、第5チャクラ、第7チャクラとともに、外に向かってエネルギーを送り出す、能動的な性質のチャクラだ。

 その意味では、まわりに対して働きかけていくチャクラなので、ここからエネルギーが外に向かうこと自体は悪いことではない。その機能がバランスさ れている場合には、自分自身の意見を適切に表現したり、セルフ・ケア、他者への健全な面倒見、物事を組織する力などとして形をとる。また自分や他者のため に健康なバウンダリ(自己の境界)を敷いてそれを守るのも、第3チャクラの役割だ。

 問題が出てくるのは、そのバランスが乱れ、例えばこのチャクラの「過去の経験に基づいて物事を理解し、コントロールする」傾向が強くなりすぎた場 合だ。第3チャクラの知性/左脳/自我機能が、他のチャクラを押しのけて自己の全部を取り仕切るようになると、普段の生活や人間関係が思いきり偏る。多く の現代人(とくに知的な人)はこの傾向が強い。

 人間関係の問題などは、第4チャクラ(ハート・チャクラ)が関わることが必要なのだが、それを第3チャクラの周波数域だけで解こうとしている人を見ると、その人にとっては人間関係も「頭の中だけの経験」なのだなあとわかる。

 日本の受験制度は、極端に左脳型知性を偏重する。成長期をこんな制度の中で育てられると、7つあるチャクラの中で第3チャクラだけが飛び抜けて発 達する。そして第1、第2チャクラのエネルギーを、第3チャクラから「意見」「面倒見(の形をとった拘束)」「過剰なおしゃべり」といった形で外に向かっ て吐き出し、知性/左脳の視点から物事やまわりの人をコントロールしようとするようになる。

 なんでもかんでも頭で考えて決める人や、考えることを止められない人では、頭の周囲に強い黄色のエネルギーが見える。パワフルな第3チャクラを過 剰にあるいは防衛的に使う人では、チャクラが濃い黄色をしてるだけでなく、まわりのチャクラが引きずられていっしょに黄色の周波数で働き始めるので、オー ラの全体が黄色く見える。また第3チャクラが左寄りにずれていることもある。

 欧米人や、日本人でも知的なタイプの人にこういう状態の人が多いが、私の経験の中でとくに黄色が濃くぶ厚いオーラに出会ったのはドイツだ。アメリカやイギリスも黄色が強いが、アメリカではそれがより若く防衛的(時に攻撃的)な感じがする。

 アジアの中では香港が黄色文化だと思うが、その質に欧米とははっきりした違いがある。香港の人たちの黄色いオーラはとても透明感があり、空気のよ うに軽くてうっとおしさがない。なるほど、ここでは歴史の長い3チャクラ文化として知性が洗練されて、実用的な仕事の的確さ、細かなところへの気遣いなど よい形で発揮されているのだなと思った。(オーラが軽いのには人口密度も関係しているかもしれないが。)

 心理構造的には、第3チャクラは自我の機能に対応する。自我の基本的な働きは、自己とまわりの環境ないし社会とのインターフェイス(接点)とし て、自分とまわりとの関係を調整しながら、自己のニーズを満たすことにある。第3チャクラのこの面は、成長過程での自我の発達に対応している。

 社会に働きかけていくためには第3チャクラの力が必要だし、また自分や他者のために健康なバウンダリ(自己の境界)を敷いてそれを守るのも、第3 チャクラの役割だ。きちんと発達した第3チャクラなしには、健全なバウンダリの獲得はあり得ない。道徳や正義感といったものも、第3チャクラの視点である。

第3チャクラのヒーリング

 第3チャクラはエネルギーを送り出すチャクラの1つであって、ヒーリングでもこのチャクラにはエネルギーを入れるのではなく、浄化し、目詰まりを取り、バランスさせる。

 第3チャクラやのどの第5チャクラなど、エネルギーを送り出すのが主機能のチャクラに無理にエネルギーを入れようとしても、うまくいかない。無理 にエネルギーを入れると、不自然に押し込まれたエネルギーは逆流し、しばしば第2チャクラや第4チャクラに滞っている感情エネルギーとともに吐き出される ことになる。これが、能動的なチャクラにエネルギーを押し込むことで引き起こされるカタルシス反応(感情やエネルギーを吐き出す形で処理すること)だ。

 こういったエネルギーの逆流を伴う感情のカタルシスは、有機的にチャクラ・システムを理解する視点からは、望ましいことではない。クライアントの 側は、まとまった量の生命エネルギーが吐き出される「手応え」があり、終わった後で自分の内側が空になって、ある種のすっきり感があるので、「よいことな のだ」と思ってしまう。

 カタルシスには感情の再体験が伴うこともあるが、しかしこれは感情の変容(トランスフォーメーション、より高いあり方に変容すること)ではないの で、不健康な感情のパターンを変えることにはつながらない。感情エネルギーを吐き出すことをいくら繰り返しても、感情の裏にあるパターンを変えることには つながらないのだ。

 私の師であるロザリン・ブリエール博士は、世界中のハンズオン・ヒーラーに用いられいてるキレーション・テクニックの創始者だが、実際に健康の回 復を必要としているクライアントをカタルシス的な感情プロセスに引きずり込むことは、むしろ健康の回復を阻害すると指摘している。カタルシスでは、ヒーリ ングで入れてもらったエネルギーやクライアント自身の生命エネルギーも一緒に吐き出され、本来なら肉体を養うことに使われるこれらのエネルギーが、奪われ てしまうからだ。

 第3チャクラの基本的なヒーリングは浄化とバランスだ。

 ハンズオン・ヒーリングでは、第2チャクラと第4チャクラに十分な量のグラウンディングされた(肉体に近い周波数の)エネルギーを流すことで、第 3チャクラは自然に浄化され、バランスされる。その後、必要に応じて副腎をチャージし回復させるといったステップを加えることもあるが、これはケースバイ ケース。

 明晰でバランスされた第3チャクラをもつヒーラーにキレーションなどのヒーリングを受けると、頭がすっきりと冴えて意識の目覚める感覚が経験できる。

 自分でこのチャクラのメンテナンスをするには、やはりバランスを目指す。

 まず、自分は知性型か情緒型かを見分けておこう(自分で決めるより、複数の家族や友人に訊いてその意見を総合するのがよい)。

 その上で、知性型の人は、あらゆる物事や人間関係を分析的に見る癖を修正して、感情と直感を育てるように努める(第3チャクラのコントロールを緩 め、第2チャクラや第4チャクラとバランスさせる)。情緒型の人は知性を磨き、分析的に物事を考える能力を育てていく(第3チャクラを発達させ、第2チャ クラや第4チャクラとバランスさせる)。

 大部分の現代人は、外から入ってくる情報や刺激の量がすでに多すぎるので、意識的に取捨選択してインプットの量を調整することも大切だ。

 肉体面からは、食べ過ぎ傾向のある人はそれを修正する。またアドレナリンの放出をおこさせる刺激物(カフェインなど)のとりすぎを止める。十分な量の睡眠も大切。

 都会に住む人や、仕事をもって働いている人では、なんだかんだ言って第3チャクラを使い、ストレスをかけることを余儀なくされるので、定期的に緑の多い自然の中や「ほっとできる」場所で時間を過ごすのも欠かせない。

 気分の安らぐ環境の中で、何もせずにぽーっとする時間を作ったり、目を閉じて、「頭の中の不安や心配事を手放す」「大きな力に任せて、すべてのコントロールを手放す」といったメディテーションやイメージ化をするのもよい。

 フラワーエッセンスの中にも、消化と統合を助けたり、第3チャクラをバランスさせるなど、助けになるものがいろいろある。

 第3チャクラがその本来の持ち場を思い出し、他のチャクラと協調して働けるようになることは、日常生活をよりよく生きていくためにも、そして高い自己がこの世界で成し遂げたいと考えていることを現実的な形で実行していくためにも、欠かせない。

エネルギーの海 スピリット通信』2008年7月17日号(vol. 19)

| | Comments (0)

«チャクラ・コード、エネルギーの絆