このライブラリについて

 ライフスクール・ディレクター、王由衣の執筆ライブラリです。

 ヒーリングとアルケミー、スピリチュアリズムについて学びたい人、ヒーラー、アルケミスト、ライトワーカーとして生きたい人のために書かれた一般向けの記事を、ここにまとめます。

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家のオーラと自分のオーラ

 講座などで話をして、必ず参加者の間からどよめきの起きるトピックがある(笑)。

  それは、水は感情の媒体であり、感情エネルギーの浄化に役立つが、同時に感情やその他のオーラ・フィールド・エネルギーを吸収もするということ。

 自然の中 を流れる水では、これはそれほど問題にならない。流れていくうちに太陽光や自然の要素にさらされて、ネガティヴなエネルギーも分解されていくからだ。

  だが、風呂やプールなどになるとそうはいかない。

 風呂の水には、入った人の「気分」(エネルギーの状態)や感情エネルギーなどが吸収されて残る。それが強 いものなら、次に入る人はもちろんその影響を共有する。

 家族が一通り入り終わった後の風呂の水には、その家族の感情の質とパターンが刻み込まれていると いっていい。

 だから、日本のように家族で風呂の水を共有するというのは、家族内の感情のパターンや質などを共有し合うという隠れた意味がある。

  若い女の子が「お父さんの入った後のお風呂には入りたくない」とか言い出すのも、一理ないわけではない。

 とくに思春期は、家族から精神的に独立し、「自 分」のスペースと感情生活を築く時期に当たる。風呂の水の共有を通して与えられる家族の感情の影響から、本能的に自分を守ろうとしているわけだ。

 個人主義の西欧では当然のごとく、風呂の水は1人ごとに流して入れ替える。(まあ、風呂には入らずシャワーだけで済ませる人も多いが。)

  家族と感情を共有すること自体が悪いと言っているわけではない。

 ただ、背景で何が起きているか気づいていないと、つねに家族の無意識の感情パターンによっ て支配されることになる。それは例えば、家族全体のニーズを自分のニーズよりも優先する、無意識の行動といった形で現われる。

 しっかりと自己の中心点を確立した上で、意識的に家族との絆を経験したり強めたりするために風呂などを通して感情エネルギーを共有するのは、悪いことではない。

 日本人に好まれる家族との温泉旅行なども、意識的に用いれば、そのためのいい機会だと思う(笑)。

エネルギーの海 スピリット通信』2007年7月27日号(vol. 15)

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チャクラ・コード、エネルギーの絆

人間関係に対する異なるエネルギー的アプローチ
チャクラ・コード=エネルギーの絆

 これまでの記事などからもわかってもらえると思うが、私は、人間関係については、空間とエネルギー・フィールド(オーラ・フィールド)を介した直接的なパターン伝達と、共振・共鳴作用の視点から扱うことを専門にする。

 これに対し、私のパートナーは、リレーショナル・ヒーリング(人間関係ヒーリング)の専門家だが、人間と人間、チャクラとチャクラを結ぶエネルギーのコード(チャクラ・コード)を通して理解し、扱うのを専門とする。

 これはどちらが優れているとか正しいとかいったことではなくて、同じ現実を異なる角度から理解しとり組むための、2つの異なる通り道といった感じで見れてもらえばよい。

 事実、人間関係には器・空間として表現される側面と、絆(コード)・結びつきとして表現される側面がある。

 複数の異なるアプローチから現実を見る経験は、ヒーリングの学び手の「人間」そのものに対する理解を深め、またヒーラーとしての適応力と柔軟性、器(うつわ)の深さを育てる。

 以下は、 パートナーのチャクラ・コードについての記事から転載しておく。

チャクラ・コードとは何か

ディーン・ラムスデン

 リレーショナル・エネルギー・ヒーリング(REH)では、10個のチャクラによって人間の成長と進化の段階を示す。そしてこの地図に基づき、人が胎児としての幼い自己から大人としての自己へと成長するにしたがい、それぞれのチャクラがどのように順を追って発達していくかを示す。

 この成長を可能にする心理エネルギー構造の主要なパーツは、チャクラのコードである。へその緒は、誕生以前に我々を母親につないでいる。チャクラ・コードは、この母親へのつながりを、へその緒という肉体レベルでのコード(絆)が切られた後も、長く維持させる。

 コードはまた母親以外の人々との間にも結ばれる。特定の人々が我々にとって重要な存在になる時、その人々との間に、目に見えないつながりであるチャクラ・コードが築かれる。

 ヒーラーの目には、これらのコードは、エネルギーのつながりを送り出したり受け取ったりする透明な繊維のように見える。横から見ると、ちょうどクラゲの触手のようだ。この流れは両方向性であることもあれば(お互いに支え合うような健康な人間関係の場合)、片側がエネルギーを奪われるだけの一方的なものであることもある。

 ポップスのラブソングなどは、そうと知らずにこのつながりについてふれている。このつながりは、それが切れた時にもっともはっきりと感じられるのだ。60年代にダイアナ・ロスはこう歌った「あなたはわたしを宙づりにしたまま」。これは一方的で不健康になってしまった恋愛関係を示している。

 コードの加齢も、リレーショナル・エネルギー・ヒーリングの考慮点である。年を経たコードはしばしば、未解決の感情やつらい記憶の蓄積で汚れている。それは手入れされなかったり使われない宝石がさびで覆われるのと同じだ。さびたチャクラ・コードは、修復または完了させることがずっと必要なままの古い人間関係に我々を縛り付けることで、生命力を制限する。コードをきれいにすることで、そして自己成長に取り組むことで、我々は過去を手放し、現在へとフルに足を踏み入れ、自分自身のためにより望ましい未来を創造することができるようになる。


コードを切る、もつれたコードをほぐす

 ヒーラーによっては、コードを切ることを提唱する人もいる。確かにある種のコードは排除してかまわない(下記に示すジャンク・コードなど)。

 しかし他者との間に結ばれたコードの多くは、我々のチャクラ・システムに深く関わり、体の中にまで入り込んでいる。両親へのコードや離婚した配偶者へのコードを切ることは、我々を深い「見捨てられ感」へと投げ込み、現在の感情の痛みをかえって悪化させるかもしれない。

 私は、感情の痛みから逃避するためにやたらにコードを切るのではなく、思慮をもってコードの剪定や掃除をし、心理療法などの自己成長の取り組みを行ってコードを感情的に浄化することを勧める。

 このやり方をすることでコードはパワーダウンし、チャージを失い、我々に対する影響力をなくすが、我々はなおその関係から自分の人生にもたらされた滋養やレッスンを手元に残すことができる。

 ケン・ウィルバーの言葉を借りれば、我々は関係を「超越し、自己に含め」、そして過去は我々の精神的進化の一部となるのだ。我々は人間関係から(それがすでに終わってしまったものであっても)、強さ、慈愛、知恵を引き出すことを学べる。

 この取り組みは、すでに亡くなっている相手との間にも可能だ。コードはしばしば、相手が向こう側の世界にわたった後も、長く我々の体につながったまま残るからだ。 

 もつれたコードはよく見られる。リレーショナル・エネルギー・ヒーラーの最初の仕事は、チャクラ・コードのもつれをほぐし、エネルギーを与えることだ。どのチャクラで作業をするかは、クライアントの持ち込んできたテーマにより示される。

 海に浸かった後のぬれた長い髪の毛を指で梳くのを想像してみよう。ヒーラーがもつれたコードをほぐすのも、ちょうどこれに似た作業だ。


もっとも普遍的な5種類のチャクラ・コード

1 ジャンク・コード

 これは「ジャンク(ごみ)メール」、つまり「迷惑メール」と同じだ。ジャンク・コードは、誰かがこちらのことを探ったり、何らかの形で支配しようと試みてうまくいかなかった時、低位のチャクラに一時的にひっかけられる。

 私がこれをジャンク(ごみ)コードと呼ぶのは、相手がこちらを探るのをやめた後も、このコードはチャクラの表面にひっかけられたまま長く残るからだ。原因不明の疲労感があったり、個人のバウンダリを確立するのに苦労しているクライアントに、しばしば過剰なジャンク・コードが見られる。

 古典的な例は、セールスマンや電話セールスが、こちらが買いたくないものを買わせるためにひっかけてくるものだ。その場から立ち去った後も、よく説明できないが、なんだか相手に影響されたような、あるいは侵犯されたような感じが残る。

 ジャンク・コードははずすことがもっとも容易なコードだ。それはコードの末端の小さな「釣り針(フック)」で、チャクラの表面に軽くひっかかっている。ヒーラーは自分のエネルギーの手でこのフックをはずし、コードの送り手に送り返すことができる。

2 トランジショナル・コード(一時的コード)

 これは、他の人間とのつながりを探る時に、素早くつながれたりはずされたりする「触手」コードだ。これは自分を相手に対して方向付ける働きを持ち、相手から情報を受け取ったり、相手に送ったり、ミーム的な思念体を送るのに相手に集中したりするのを可能にする。

 触手コードが触れるのは、相手が客観的でこちらに興味をもっているが、個人的また
は永続的な関係を結ぶことに興味がない場合だ。

 我々は皆、道を尋ねたり、劇場でパフォーマンスを見たり、講演を聴く時、これを経験している。それは受動的だが、方向性のある形で他者につながる方法であり、こちらや相手の個人的バウンダリを侵犯しないものだ。

 トランジショナル・コードは長く残らないので、はずす必要はない。

 しかし、長時間にわたり、あるいは人々から非常な好奇心に満ちた注意が向けられる時、我々のチャクラは過剰にチャージされる。この時、我々は人前であがったり、話すのを恐れたり、恥ずかしく感じたりする。

 自己の欠点も含めて他者から「見られる」ことに耐えることを学ぶのは、個人が「力ある人」になるために必須である。これを身につけることで、大切なものを守るために立ち上がったり、意図を言葉にして述べたり、変化を求めることが可能になるからだ。

訳注
「ミーム」という概念についての説明  

3 アタッチメント・コード(つながりコード)

 相手からの個人的な接触を受け入れたり、こちらから接触を行う場合、アタッチメント・コードが送られる。これはチャクラの内部構造深くに届き、相手との永続的ないし半永続的なつながりを形成する。

 この典型的な例は、両親、兄弟姉妹、子供、その他の家族の一員などと結ぶ絆だ。これらのコードはまた、長期的な配偶者やパートナー、また感情的または性的に絆を形成した相手にもつながれる。これらのコードは健康なエネルギーと不健康なエネルギーの両方を相手に送り、また相手から受け取り、意識の多くのレベルで我々に影響を与える。

 この例は、転移という心理学的概念にも見られる。

 例えば、ある人が自分の仕事に依存していたとしよう。この人は、過去に自分が権威(自分より力ある存在)との間に結んだ依存関係と似た形で、自分の上司にコードをつなぐだろう。

 別の例は、ある人が、過去に自分の父親がどんなふうに自分を扱ったかを思い出させるような振る舞いをする男性に会ったとしよう。その人のこの男性に対する態度は、自分の父親に対する未解決の感情で色どられるだろう。成長期に父親と口論したのと同じような形で、相手と自分が口論するのを見るかもしれない。これは、この人が相手の男性に対して「転移」していることを示す。アタッチメント・コードが過去を持ち込むことで、現在の経験を歪めているのだ。

 正常に機能していないアタッチメント・コードを癒すには、我々は自己成長のプロセスに取り組まなければならない。習慣的な思い込みや人生のパターンを内省、分析し、不健康な行動に対する替わりの反応を模索するのだ。

 アタッチメント・コードはチャクラを通り、スシュムナー管深くに入ることもあり、臓器のまわりに巻き付くことさえあるので、それを取り除くことが必要な場合もある。

 これに替るアプローチは、新しい経験をコードに「グラフト(移植)」し、コードを実質的に「再プログラミング」し、その経験を本人にとって、損失ではなく、役立つものとなるように適合させることだ。チャクラコードのグラフトは有毒または不健康なアタッチメント・コードの影響を大幅に減らし、その人間関係を書き換えることも可能になる。


4 ヘリテージ・コード(遺産コード)

 我々の肉体が祖先からの遺伝子を受け継いでいるように、我々のチャクラにも、過去の家族の成員から受け継がれた、未解決の、あるいは習慣的な人間関係コードが含まれている。

 しばしば我々は、何世代も前にさかのぼる家族の人間関係パターンを、自分自身が繰り返しているのを見る。親である人は、自分が、自分の母親が自分に話しかけたのとそっくりに自分の子供に話しかけているのを聞くかもしれない。

 家族の人間関係パターンはヘリテージ・コードに含まれ、人が人生で行う選択に、無意識のレベルで影響する。

 これらのパターンに意識的に気付くことで、そしてヘリテージ・コードを再パターン化することで、過去を癒し、新しい形で選択を行い始めることができるようになる。

 配偶者との関係が機能不全であったり、家族に共通の同じパターンを繰り返す傾向が自分にある時、また家族の状況によって縛られ支配されるパターンがある時などに、ヘリテージ・コードのヒーリングは有用である。

 ヘリテージ・コードのヒーリングは、テクニックとしてはアタッチメント・コードのヒーリングと似ているが、重要な違いがある。それは、関係するパターンが、おそらく、その人の家族と文化のマトリクス(鋳型)に深く結びついているということだ。このため、このコードの修復や再プログラミングはずっと難しい。

 しかし、ヘリテージ・コードにゆっくりと継続的に変化を起こし、同時に現在のアタッチメント・コードに取り組むことで、家族に結びついた過去のしがらみをゆるめ、個人が慢性的な家族のパターンを超えるのを可能にすることができる。

5 セルフ・コード(自己コード)

 人は他の人間にコードをつないで、関係を模索したり、相手の現実を経験したりする。人はまた自分自身にもコードをつないで、自己の「ウィットネス(観察者)」としての機能を働かせる。これは健康な大人として必須の機能である。

 しかし多くの人は、健康なセルフ・コードを育てることを支えてもらってきていない。これは、子育てがあまり健全でない手本に基づいてなされた場合や、アルコール依存症の家庭のように機能不全の家庭で育てられたことなどによる。

 共依存的行動は、こういっているのと同じだ。「私は私の現実を、自分が誰であるの感覚(セルフ・コード)を通してではなく、あなたから(人間関係コードを通して)与えてもらう」。事実、このような人は、セルフ・コードの発達が不適切であることで、「自分」よりも「相手」を重視し、一方的な関係をもとうとするかもしれない。

 セルフ・コードとの取り組みは、リレーショナル・エネルギー・ヒーリングの重要な要素である。それは自己とのコンタクト能力の回路を強めることで、心理療法的取り組みによる成長を非常に強く支える。

 これらのコードは、関係性コードの中から出て、自分自身のチャクラの先端部(通常、チャクラの端)に埋め込まれれているのが観察される。



まとめ

 コード・ヒーリングは、クライアントの成長と癒しを助けることができる。これはクライアントとヒーラーが、特定のコードやそれに関係する臓器に保持されたエネルギーの分裂、葛藤、あるいはその他のネガティヴな影響を手放すことで達成される。

 リレーショナル・エネルギー・ヒーリングでは、人生を阻害したり否定する問題が解決されると、チャクラの自然な成長が再開されると考える(修復的ヒーリング)。これにより、クライアントの人間関係におけるニーズが、健康な状態にリセットされる。

 多くの場合、この結果、クライアントの人間関係が変化し始める。ある関係は、終りを迎えるかもしれない。この新しいパターンは、新しいオプションないし新しいタイプの人間関係を可能にするだろう。

 変化と変容とは、個人がより自分自身に力を与え、選択に基づいて生きられるようにと進化していくことだ。リアクション(反動的反応)はリスポンス(応答、感応的反応)に取って代わられ、衝動や中毒的パターンは選択によって取って代わられる。

 それによって我々は、自己の人生のゴール、そして魂の憧憬に向かって、よりいっそう成長していく。過去の痛みを手放し、創造的でエキサイティングな現在を全身で受けとめることができるようになる。そして自己の進化が展開していく過程に、意識的に参加するのを学ぶことができるのだ。

<Copyright 2006 Dean Ramsden. All Rights Reserved/ディーン・ラムスデンが全版権を所有(翻訳 王由衣)>

 上記のような形で人間関係のヒーリングにエネルギーの側面から関わっていくのが、「関係性エネルギー・ヒーリング」だ。School of Healing Arts and Sciencesでは、現在、最初の日本人関係性エネルギー・ヒーラーをトレーニング中で、2009年に最初の卒業生が出る予定。

 その後2009年に次のグループのトレーニングが、スクールの専門課程「関係性エネルギー・ヒーリング科」として始まる。

 人間の感情、エネルギー、関係性の深い部分に関わっていく仕事であるため、入学には適性考査があるが、現在、心理療法士として仕事をしている人や大学で臨床心理を学んでいる人で、同時にエネルギー・フィールドの側面から人間の心理について理解し、働きかけていきたい人には強く勧められる。

 関係性ヒーリングの土台となる理論について学びたい人、また一般の人向けには、エネルギー心理学講座がある(次回は9月)。

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バレンタイン・デー、ハイビスカス

  2月14日は St. Valentine's Day、バレンタイン・デーですね。

 この日に女性が男性にチョコレートを送って告白するという風習は、実は日本だけのもの。百科事典によれば、バレンタイ ンデーとチョコレートを結びつけるアイディアは、1930年、神戸のお菓子屋さんから始まったそうです。

 アメリカでは、夫婦 やカップル、家族などの間でキャンディや花などを贈り合いますが、どちらかというと男性から女性(とくに奥さん)に、チョコレートや薔薇の花、ジュエリー などをプレゼントするのが主流。

 また、小さな子供たちが、友だち同士で可愛い絵柄のバレンタイン・カードを交換したりもします。

 2月14日はもともと、ローマ神話の女神ユノーの祝日です。ユノーはギリシャ神話のヘラに当たり、結婚と家庭の神様で、家庭や出産、子供の守り神です。また浮気な男性の敵です(笑)。

  もとはギリシャ・ローマ起源だった祝日に、聖ヴァレンタインというキリスト教の聖人の名前がつけられているのは、クリスマスと同じ。

 12月25日はもとも と、ローマの冬至の祝日だったのですが、キリスト教が異教を征服し、とりこんでいく過程で、イエスの誕生日(=キリストのミサ、クリスマス)ということに されてしまいした。

 そう言えば、「クリスマスにはクリスマスケーキを食べる」というのも、日本だけの風習です(というか、キリスト教圏にはそもそも、「クリスマスケーキ」というケーキはありません)。

 アメリカではバレンタイン・デーのシンボルは、なんと言っても赤い色とハートのマーク。赤は情熱と温かな愛情の色で、それでハートを満たしたいという思いからでしょう。

花とフラワーエッセンスのポートレート

「ハイビスカス」

  さて今日は、ハイビスカスの花とエッセンスについてとりあげます。

 ハイビスカス(Hibiscus rosa-sinensis)は、FESの北アメリカ・クィンテセンシャルに含まれています。

 ハイビスカスは、FESのフラワーエッセンスの中でも、カリフォルニアではなくハワイで作られている唯一のエッセンスです。またおもに女性に使用され、男性に処方されることはほとんどないという点でも、特殊なエッセンスです。

 ハイビスカスはご存知の通り、南国の花。ハワイの州の花でもあります。あでやかな赤色の花は、私の住むハワイではほぼ1年中見られますが、花が大きくて数も多く見応えがあるのは、やはり夏の盛りです。

  アオイ科フヨウ属の常緑低木で、ブッソウゲ(仏桑華)とも呼ばれます。

 園芸種では白や黄色、ピンクや濃紫、また一重、八重咲きなどさまざまなものがありま すが、FESのエッセンスになっているのは一重の赤色のものです。

 花弁は5枚、雌しべが雄しべより長く、雌しべの先は五つに分かれています。一見 華やかで強そうな花は、触ってみると、とても柔らかで温かな手触りです。

 リンネが名付けたrosa-sinensisというラテン名は「中国の薔薇」という意味ですが、現在では原産は東インドのあたりとされます。日本でも南方から沖縄や九州に入り、今では庭などにも見られますが、ハワイのものと比べて花が小ぶりでおとなしい感じです。

  ハーブティーに使われるのは、同じフヨウ属でも、アフリカ産のローゼル種(Hibiscus sabdariffa L.)。

 乾かした花を煮出して作る赤いお茶は、エジプトでは「カルカーデ」と呼ばれ、昔から万病の薬として飲まれています。酸っぱくさっぱりとした味が、 暑くて乾いた気候での疲労回復にぴったりで、私もエジプト滞在中、頻繁に口にしました。

 インドでは、5弁の赤いハイビスカスを 「ジャスワンド」と呼び、毛根の血行をよくして髪の成長を促し、髪の色を濃くするとされます。中国では「芙蓉」と呼ばれ、子宮の出血や血尿を止めたり、解 毒などに用いられました。

 沖縄では「アカバナー」と呼ばれ、目のはれや痛み、風邪やぜんそく、むくみ、湿疹などの治療に使われてきました。

 最近の研究では、ハイビスカスにはビタミンやミネラルの他、アントシアニンなど各種のポリフェノールや抗酸化成分が多く含まれ、生活習慣病の予防や、老化防止にも効果があると考えられています。

 オーラ・エネルギーの視点からは、ハイビスカスの赤は第1チャクラの赤そのもの。

 母なる大地(地球の赤く溶けたマグマの核)と共振して、生命を内側から温め、活性化します。赤は骨髄を活性化するので、血行をよくしたり、疲労回復や老化防止に効くというのもうなずけます。

 FESの定義では、ハイビスカスは「女性のセクシャリティの尊厳」をテーマとしています。
日本やアメリカを含め、「男性の目にどれだけ魅力的に見えるか」を女性の価値の尺度にする風潮の残る国で、女性が自己価値を健康なものに変えていくのに、とても重要なレメディです。

 ハイビスカスは、性的トラウマのある女性にとって基本レメディの1つですが、これを必要とするのは、直接的なトラウマ経験のある女性だけではありません。

  女性の価値を性的魅力で計る、男性中心社会の歪みの一端は、日本でとくに子供に対する性犯罪の形で表現されています。「援助交際」などと白々しい名前で呼 ばれる、十代の子供の買春行為についても同じです。

 そこでは女性の根元的な生命力が、お金や暴力を通して食い物にされ、搾取されているのです。

 直接そういった行為の犠牲にならなくとも、女性の価値を性的魅力で量るのを当たり前ととる社会のあり方は、女性の体と魂に深刻な影響を与えます。

  感情トラウマが生じるのは、直接大きな形で傷つけられた場合だけではありません。微妙な形で、しかし長い間にわたって心を傷つけられる時にも、魂はトラウ マを受けるのです。直接・間接的な形で女性のセクシャリティを商業化して利用するマスメディアや男性の態度に触れて育つことは、この長期的な形のトラウマ 経験に当たります。

 自分が直接セクシャル・ハラスメントの対象にならなくとも、毎日の生活で、女性が性的対象として扱われ、利 用されるのを見聞きする時、私たちの感覚は麻痺していきます。子供に対する性犯罪であり、少女たちの体と魂を深く傷つける行為を、「援助交際」などといっ てすませるようになるのです。

 単なる繁殖行為ではない人間のセックスは、本来、愛する相手との合意のもとに、体と心のエネルギーを交換する行為です。そのためには、ハートが魂の熱で温かく満たされ、体と魂が一体になった状態で、相手と向かいあえることが必要です。

 しかし性的なトラウマは、セクシャリティをハートから切り離し、冷え冷えとしたものにとどめます。そこではハートと肉体が切り離され、魂が自らを体を通してフルに表現し、また経験することができなくなるのです。

 このような状態ではまた、オーラの第2チャクラや第1チャクラのエネルギーにも滞りが生じ、子宮や卵巣に温かなエネルギーが十分に流れなくなります。長期的にこの状態は、さまざまな女性器の病気にもつながります。

 もちろん、セックスもフルに経験することはできないし、ましてやそれを精神的な形に高めることもできません。

  混乱する現在の日本で、女性が自分自身のセクシャリティをもう一度見つめ直し、女性としての自己価値を作り直していくことは、とても大切であると考えま す。

 女性は生命の土台であり、社会の礎です。その女性たちがより健全な形で自分を受け入れ、生命の価値観を築いていかない限り、枯れつつあるこの国の生命 力を賦活することはできません。

 ハイビスカスは、女性が本来的に持っている、豊かであふれるような温かみを自己に思い出させま す。そしてそれによって、さまざまなレベルのセクシャリティのテーマにとり組み、自分自身の中に本来の温かさの源を見つけ、ハートを開いて、体と魂を結び つけるのを助けてくれます。

 ハイビスカスの艶やかな赤色、たっぷりとして柔らかな花びらは、内から湧き出る魂の温かみを、肉体を通して感じ、表現することのできる女性性の象徴です。

花の魔術 フラワーエッセンス入門』2006年2月13日号(vol. 9)

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ハワイ、島の個性と四大元素

ハワイの面白さ

島の個性と四大元素のエネルギー

 ハワイに移り住んで5年になる。ハワイは言わずと知れた、日本の人たちにもっとも愛されるヴァケーション先。

  ヒーラー&エネルギーワーカーである私の視点からは、ハワイ諸島の自然のきわだった恵みは、四大元素のエネルギーの表現が豊かで、しかもそれぞれの島に非 常にはっきりとした個性がある点。そして訪れる人は、自分のエネルギーと島のエネルギーの相性を、とてもわかりやすい形で経験できる。

  ハワイの複数の島を訪れたことのある人には、みな「自分の好きな島」がある。これは実にはっきりとしていて、とても面白い。

 友人たちに聞いても、「好きな 島」がはっきり決まっていて、それ以外には興味を持たない....というより、「あまり好きでない」とさえ言う。マウイ島の好きな人は、ハワイに来る時は 必ずマウイに戻ってくる。そしてカウアイ島やハワイ島はあまり好きではない。しかしハワイ島の好きな人は、やっぱりハワイ島でなければダメだと言う。

  こういったはっきりとした反応が出るのは、島のアーキタイプ的個性が非常にはっきりしていて、それが島のオーラ(エネルギー・フィールド)と自然環境にも 反映されているからだ。
ハワイの主な島々には、とてもわかりやすい形で四大元素やチャクラの分類を当てはめることができる。そして人は、自分と相性のよい 島に引かれていく。

 「相性」には二通りあって、「自分のエネルギーの個性と似ている」場合と、「自分に足りないものを補ってくれる」場合がある。

 オアフ島には州都ホノルルがあり、商業と交通の中心で、いわばハワイ諸島の知性と自我、まわりの世界とのインターフェイス=第3チャクラの働きを担う。

  他の島と比べて明らかに早い、活動や時間のリズムは、第3チャクラ(黄色)のエネルギーの周波数パターンが小さく小刻みなことにも対応している。

 この島はま た風の要素に対応し、これもオアフのリズムと動きの早さ、活動性などと対応している。(もちろん、ハワイ基準でのリズムの早さだから、東京のようなハイ パーな第3チャクラ都市と比べれば、ずっとまったりしているが。)

 諸島の中でも一番若く、今も溶岩の流れ出る活火山のあるハワ イ島はもちろん、諸島の第1チャクラ(赤)と第2チャクラ(オレンジ)。

 今も火口から流れる真っ赤な溶岩は、鮮やかなクンダリーニのエネルギーを思わせ る。活火山を中心にした激しい火の要素と、それを取り囲む驚くほど穏やかで澄んだ水という、とてもアルケミー的にダイナミックな要素が経験される島だ。

 行けども行けども優しい色の緑に覆われ、穏やかでオープンなエネルギーのマウイ島は、もちろんハワイ諸島のハート・第4チャクラ(緑)。ここで経験されるのは、豊かで軽やかな大地の要素だ。軽やかで開かれたハートのエネルギーを経験するには、多分一番向いている。

  カウアイ島も深く美しい緑でおおわれているが、諸島の中でもっとも地質年齢が古いためか、この島の自然には一種の気高さ、荘厳さがある。ここでは第4チャ クラ(緑)でもその高い領域、そしてとくに第5(青)、第6(紫)の高いチャクラの要素が経験しやすい。

 四大元素は高いバランスで見事に調和していて、個 人的には一番好きな島だ。

 ハワイでのリトリートを毎年、島を変えて行うのも、一つにはこういったチャクラと四大元素の個性を豊かな自然の表現を通して経験して欲しいという思いがある。(ブログ記事「ハワイ島リトリート:水の恵み、火の恵み」)

エネルギーの海 スピリット通信』2007年7月7日号(vol. 14)

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