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オーラを見る

 前の号からずいぶん時間が空いてしまった。今回はとりあえず再開の肩慣らしという感じで、軽めの話題で(笑)。

 最近は「オーラ」という語が日本語のボキャブラリーに定着してきたようで、自分のような、オーラ (オーラフィールド、ヒューマン・エネルギーフィールド、生命エネルギーフィールド)で作業をするヒーラーにとっては、幾分仕事がやりやすくなってきた。

 他方で、オーラそのものは、大部分の人にとってはまだ「あることはわかるが」「目に見えない」「はっきりとはよくわからない」ものである。「オーラ」という色のある光がそれぞれの人間を包んでいて、そこからいろんな情報を引き出せるといったことには気づいても、自分でどうそれを感じたり、情報を得たらいいのかわからないので、いわゆる「霊能力者」「オーラリーダー(オーラを読む人)」のところへ相談しに行くことになるようだ。

 オーラ写真といったものをとってもらう人も増えている。(ちなみにあの類の写真に写っているのは、実際の「オーラ(ヒューマン・エネルギーフィールド)」ではない。あれは手のひらの皮膚の電気抵抗をコンピュータで分析し、色に変換して、本人の写真の上に重ねているだけだ。)

 それに対して私の興味は、できるだけ多くの人にオーラ、チャクラ、エネルギー・レベルについて知覚を開き、理解し、そこに存在する情報にアクセスできるようになってもらうことにある。エネルギーについての基本的な知覚はすべての人が生まれもっており、成長過程でいったん閉じられたその能力も、開き直し、磨いていくことが可能だと確信しているからだ。

 いずれはすべての人が、肉体の外見を見るのと同じように、ごく当たり前に相手のオーラを見、内的状態について受けとめ、物質とエネルギーの両レベルで意識的にコミュニケーションできるようになる時が来ると思う。自分はそういった時代に向けて、準備をしているというのだとよく考える。

 私自身、ある意味ではすでにそういった世界で生きている。友人や同僚の大半がヒーラーや霊能力者、シャーマンといった、目に見えない世界と関わって仕事をしていく人間だからだ。また長年つきたってきた学生たちも、ごく自然に相手の感情や体を読むといった、世間では当たり前でないことが当たり前になる、そういった段階に来ている。

 こういった、オーラを含む目に見えないエネルギーの世界を、当たり前の生活の一部に統合していける人間が増えることは、仲間が増えていくといった感じで、うれしくもあり、頼もしくもある。

 そして、そういった人間がコミュニティや仕事のネットワークを形成していけば、より広い領域に開かれた感覚(全感覚、FEP)と、そこから得た情報やデータを記述するための語彙や表現を共有することができる。そして、得らた情報やデータを集め、照らし合わせて、より客観的なものにしていく機会が増す。

 つまり、「オーラのレベルでこれこれこういった状態が観察された時には、肉体では/感情ではこういったことが起きている」といった観察をできるだけ多くの人が行うことで、より客観的に、オーラやエネルギーを、人間理解や健康管理、病気治療のデータとして使っていくことができるようになるのだ。

 こういった認識が広まっていくにつれ、子供時代にエネルギーやオーラ・レベルの感覚を閉じさせて、無理矢理に物質世界に向けるような現代の教育方法についても、修正されていく時が来るだろう。

オーラの見える人には幽霊が見えるか?

 ちなみに、オーラを見ることのできる人がすべて、幽霊やスピリチュアル・ガイド、自然霊などを見ることができるわけではない。オーラには肉体に近い第1レベル(エーテル体ダブル)から、はるかに周波数の高い第6、第7といった精神的なレベルまでがある。

 そして生まれついての霊視能力者やオーラリーダーで、追加の訓練を経ていない人では、知覚は特定のレベルにだけ集中して開かれている。つまり、人によって、知覚できるレベルに得手不得手がある。

 いわゆる霊能力者の人たちが感じるのは、もっぱらオーラの第4レベル、アストラル界と呼ばれるレベルだ。ここには、下は幽霊、自縛霊系の存在から、上はアストラル界の上位のガイドや自然霊(精霊)などまでがいる。夜寝ている間に体を抜け出て(幽体離脱して)旅するのも、もっぱらこのレベル。伝統的なシャーマンたちが仕事をするのもこのレベルだ。

 アストラル界は色が鮮やかなので、感覚を開いて経験するのに楽しいレベルではある。しかし意識が暗く重たい状態の時に、事故などで無理矢理この世界に知覚が開いてしまうと、あまり見たくないものに出会うことになる(笑)。

 アストラル界については、自分や同僚の経験からもたくさんおもしろい話ができるが、とりあえずまた。

エネルギーの海 スピリット通信』2006年7月8日号(vol. 10)

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