日本語の語感:言葉とその本質にあるエネルギー
スピリチュアリストとしての視点からは、人間の肉体には永遠に生きる魂が住み、魂の核には「内なる神」が在る。
「精神」という言葉には、実は深い意味がこもっている。「精」はessence=本質、精髄、エッセンス。「神(しん)」はdivinity=すべてのも のの内に宿る悠久不変の神聖さ。つまり「精神」とは本来、この悠久不変の神聖さと、自分という固有の存在の本質が合わさったものと言うことができる。
こんなふうに、漢語とやまと言葉で織りなされる日本語の言葉には、とてもおもしろい歴史と深い意味が含まれているし、また古い時代の日本人がよく理解していたように、「言霊(ことだま)」が宿っている。言霊とは、言葉の「音」に宿る力で、それは肉体と物質世界を超えて作用する。
これは、のどに位置する第5チャクラが、言葉と言語表現の座であると同時に、自分の人生と肉体の完璧な青写真(テンプレート)の保持される場所であることと合わせて考えてもおもしろい。目には見えず、なお物質レベルでその存在を測ることのできる「音」(サウンド)は、エネルギー世界と物質世界の媒介なのだ。
『エネルギーの海 スピリット通信』2007年7月27日号(Vol. 15)
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