第4チャクラ(ハート・チャクラ)とアストラル界
アストラル界への扉は第4チャクラ、ハート・チャクラだ。
第4チャクラが、物質・肉体につながりの深い1・2・3のチャクラと、精神的領域とつながりの深い5、6、7のチャクラをつなぐ場所に位置していることを考えると、それはごく自然なことに思える。
アストラル界では、人が考えていること、感じていること、他の人に向けられる思念などが、色や形、エネルギーの強弱などをもって現れ、アストラ ル・レベルに知覚の開いている人は、それを感じることができる。アストラル・レベルに感覚を合わせたヒーラーは、それをオーラフィールドの色や形、密度や テクスチャー、流れの方向などとして知覚する。
習慣的な思考や感情のパターンが一種の疑似生命のようになったものを、神智学では「思考体」「想念体」と呼んだ。同じものをギリシャのヒーラー、ダスカロスは「エレメンタル」と呼んでいる。
「思考体」「想念体」を、シャーマンや呪術師などはより象徴的な形で知覚する。象徴のとり方は文化背景に影響されるが、多くの文化で蛇の形を借りることが多いのは、面白い。(なお「思考体」「想念体」は、いわゆる「亡くなった人の霊」とは別である。)
また人間同士の間に流れるエネルギーのストリーマーや、チャクラとチャクラを結びつける人間関係のコード(絆)も、アストラル・レベルで見ることができる。
人間関係に伴って結ばれるチャクラ・コードについては、バーバラ・ブレナンの2冊目の著書『癒しの光(下)』に基本的な記述がある。私自身はコード・ヒーリングを専門にするヒーラーではないが、詳しく学びたい人には、ディーン・ラムスデンの講座やトレーニング・プログラム がある。
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アストラル界について、またハート・チャクラの機能と肉体の健康の関係については、次号以降でさらに書く。ハートの力、アストラル界の現象、そして肉体レベルの心臓と筋肉系の対応は、私にとって興味の尽きない、とてもおもしろい領域だ。
『エネルギーの海 スピリット通信』2008年3月27日号(vol. 18)
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