09. 本の紹介とか雑談

January 11, 2020

英語講座『援助する者の倫理』

『The Ethics of Caring』
Kylea Taylor
(Hanford Mead) 

 

 心理療法家、ヒーラー、聖職者、ボディワーカー、カウンセラーなど、深層心理や変成意識状態、精神的道程などの領域を含めてクライアントに関わる仕事をする人のために書かれた本。関係性と仕事の倫理について、精神的かつ実用的な形で書かれており、援助専門家の必読書といっていい。

 

Most therapists and other caregivers...(omitted)... authentically care for their clients. Many caregivers on occasion, however, feel burned out. We feel we have too many clients, too much stress in our own lives, and too little recreation. Each contributes to burnout. If our lives revolve primarily around our therapeutic or ministerial work, we disproportionately come into contact with the pain of the troubling times and difficult emotions of life. We are particularly vulnerable when we pay too little attention to our own psychospiritual journeys, when we do not acknowledge ourselves as each having an "inner child" of our own, when we do not put our own spiritual practice first, and when we do not schedule time for our own growth and care.... (omitted)When therapists' own care of themselves is in deficit, they have no care available for others either. Caregiver burnout diminishes authentic caring and makes therapists vulnerable to unethical behavior.... (omitted)Prevention of ethical misconduct seems to involve attention to self-care. Pacing our workload, balancing our lives with recreation, self-growth, professional continuing education, and personal spiritual practice can go a long way toward allowing us to look forward to time with our clients.
(p. 157-159, "Caregiver burnout")

 

 ほとんどの治療専門家や他の援助専門家は、自分のクライアントのことを本当に気遣っている。しかし、多くの援助専門家は時に、燃え尽きたように感じる。あまりにクライアントの数が多く、あまりに自分の生活にストレスがありすぎ、とれる休みがあまりに少なすぎると感じる。

 もし我々が人生をもっぱら治療専門家か聖職者としての仕事だけに費やすなら、不釣り合いに多くの、困難にある人々の痛みとつらい感情に接して、自分の人生を過ごすことになる。

 我々がとくに無防備になるのは、自分自身の心理的・精神的旅路に向ける注意が少なすぎる時。自分の中にも「内面の子供」がいることを自分に認めない時。自分の精神的プラクティスを優先しない時。そして自分自身の成長とケアに定期的に時間をとらない時だ。

 治療専門家自身のセルフケアが足りない時には、他者にケアを与えることもできない。援助専門家が燃え尽きて感じる時には、心からのケアを与えることが難しくなり、プラクティショナーは非倫理的な行動に陥りやすくなる。

 仕事における非倫理的な行いを防ぐには、セルフケアに注意を向けることが必要とされる。自分の仕事量をペース配分し、自分の生活を、休養、自己成長、専門的な継続教育、個人の精神的プラクティスで調和させること。そういったプラクティショナー自身のセルフケアは、クライアントとの時間を心待ちにすることができるようになるために、大きな効果がある。

 

辞書からは得られない表現と単語の解説

therapist
辞書の定義は「治療専門家、(とくに薬や手術に頼らず障害者の社会復帰を助ける)療法士」。アメリカで普通に「therapist」と言った場合には公的資格のあるpsychotherapist(心理療法家、心理療法士)を指す。
日本では「セラピスト」「カウンセラー」にはそういう含みはなく、とくに専門教育や資格がなくても名乗れる肩書きになっているので、一応注意が必要。

caregiver  
直訳は「面倒を見る人、擁護者、介護者」。ここではhelping professionと同義で、「援助専門家」と訳した。心理療法士や聖職者など、単なる専門知識と技術だけでなく、他者への深い関心と献身が必要とされる仕事に携わる人という意味合い。

care, caring  
直訳は「世話、面倒見」だが、ここでは療法士や援助専門家の仕事を指す。

vulnerable  
ここでは普通の「○○○に対して弱い、無防備である」という意味で使われている。

practice  
直訳は「習慣、練習、実習」だが、精神的な文脈で使われる場合には「毎日、継続的に行われる(精神的)修養、修練、習慣」という意味。「My spiritual practice」と言えば「自分が毎日、継続的・習慣的に行っている精神的修練」(例えばメディテーション、ヨガ、お祈り、いろいろな宗教系の修行など)。「tantric practice」と言えば「タントラ系の修行」。

practiceには「仕事」という意味もあり、「medical practice」は医師としての仕事、時に医師の仕事場を指す。「ヒーラーとして仕事をしている」は「I have a healing practice」という。練習・修行・仕事という意味が一つの単語に込められているのはなかなか感慨深い。

practitioner(プラクティショナー)はしたがって、本来、「修練を積みつつ仕事に携わる治療家」である。いずれにしろ「習慣」と訳してしまうとこのような本来の意味が抜け落ちてしまうので、カタカナ書きで残した。

 

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英語講座『影への求愛』

(以前の有料メルマガで連載)

 個人的な愛読書や推薦書籍の中から、比較的シンプルで読みやすい文章のパラグラフを抜粋し、翻訳例と合わせて生きた形で単語や表現を解説しています。

 無味乾燥な英語の教科書の類でなく、興味をそそる文献を原文で読み込むことは、自分にとって役に立つ形で英語を学ぶ最高の方法です。

 英語は本来非常にシンプルな文法構造を持つ、機能的で学びやすい言語です。平均的頭脳、高校以上の教育と、個人的に切実な動機のある人にとって、自分に興味のある分野の文献、好きな著者の著作ぐらい、英語で読めるようになれないはずがないというのが私の信念です。

 英語の特徴は、文法の単純さと語彙の多さにあるので、具体的目的に向けての学習のこつは、自分が興味のある分野でどれだけ語彙を増やし、鍵となる表現の意味と関連知識をのみ込んでいくかにかかっています。

 そして「好きこそ者の上手なれ」、「継続は力なり」に尽きます。

 少しずつでも興味を引く文献、好きな著者の文章を原文で読んで、単語や表現を覚えていくことは、長期的には必ず大きく実ります。

 オンラインの辞書はWeblioの英和・和英辞典が使いよいです。

 文法があやふやな人は、ごく薄い、簡単な文法書にざっと目を通し直すのもいいでしょう。細々とした文法を覚える必要はなく、むしろ構文の基礎(五文型と句、節に基づく文章構造の読みとり方だけ)をよくのみ込むこと。

 社会人として人生経験を積み、十代の頃にはなかった知識、思考力や前頭葉の力が発達している今、記憶に頼るしかなかったのとは違う英語の身につけ方が可能です。

 

 

『Romancingthe Shadow(影への求愛)』
Connie Zweig, Steve Wolf
(Ballantine Wellspring) 

 

 ユング心理学の視点から、人が魂として癒され、成長していく過程での「影」のテーマについて、家族、恋愛・結婚・パートナーシップ、友情、仕事などについて、様々な臨床ケースを交えて語っています。

 この本は何度も繰り返し読んでいますが、読み直すたびに得るものがあります。

 著者は二人ともユング派分析家で、とくにツワイグは「影」のテーマの専門家として知られ、他に『Meeting the Shadow』(「影」のテーマに関する論文・抜粋集)などの編書があります。

 (訳文には読みやすさのため原文にない改行を入れています)

 

 "In many relationships, money, sex, and power shadows get woven together in a web of unconscious patterns. In dating, for example, they may work together to disguise the deeper shadow issue of dependency. Some people use sex or money to gain power in relationship, so that they can feel safe enough to get their needs met without feeling vulnerable. To be vulnerable is to risk falling into dependency, attachment, and fear of abandonment. They may engage in emotionally detached sex to avoid intimacy yet maintain a connection. Or they may use money as a cover-up for feelings of low self-worth, maintaining a safe, superficial persona and reinforcing a desired image.However, despite our shields, after we begin to receive love, acceptance, and sex from another person, the fear of dependency begins to emerge. We may fear being overpowered ...(omitted). Or we may fear being abandoned...(omitted).

(p. 131, "Sex, Money, and Power Shadows")

 

 

 多くの恋愛では、お金、セックス、力の影の面が、無意識のパターンに織り合わされている。例えば異性との交際では、これらは一緒に働き、より深い影のテーマである依存の問題を隠していることがある。

 ある人々は、セックスやお金を、恋愛関係で力を維持するために使う。それによって、自分が十分安全に感じつつ、無防備に感じることなく、相手に自分のニーズを満たしてもらうことができるようにする。無防備になることを避けようとするのは、依存、愛着、見捨てられるといった状態に陥ることを恐れているからだ。

 このような人々は、感情的に切り離された形でセックスをすることで、親密さを避けながら、つながりを維持しようとするかもしれない。あるいはお金を使って、安全で表面的なペルソナ(自己の仮面)を維持し、望ましい自己イメージを補強しながら、自尊心の低さを覆い隠す。

 しかし、そのような自己を守ろうとする壁に関わらず、ひとりの人から愛を受けとり、受け入れられ、セックスを受けとる時には、依存への恐れが浮上し始める。ある人は依存によって、圧倒されてしまうことを恐れるかもしれない。あるいは見捨てられることを恐れているかもしれない。

 

辞書から得られない表現と単語の解説

relationship
直訳は「関係」だが、現在のアメリカ英語では「長期的な恋愛関係」を指すことが多い。"Are you in a relationship?"と訊かれたら「関係がありますか?」ではなくて「恋人はいる?」という意味。"I ended my relationship"は「関係を終えた」というより「恋人と別れた」。

power  とくに意図的、能動的に何かをコントロールする「力」、「権力」、「影響力」。

date, dating  
日本で理解される「デート」というより、長期的な恋愛関係(relationship)の前段階を指し、関係は軽い。
relationshipは通常、安定した恋愛関係であるが、datingではまだそのような合意が成立しておらず、恋愛の候補探しのために同時期に複数の相手とdateすることは普通。
ここでは日本でイメージされる「デート」と区別するため、「異性との交際」を当てた。この辺の文化面を理解せずにアメリカの恋愛関係の本を読んでいくと、「複数の相手とデート? それって不倫?」みたいな混乱が生じる。

vulnerable  
「傷つきやすい、無防備な」。心理関係の分野で重要なキーワードだが、日本語にするとニュアンスが感じにくい語の一つ。防衛のない、開かれて繊細な状態という意味があり、心理療法や心理療法的要素を含む精神的道程では、防衛を手放すことによって達せられる、望ましい状態と見なされる。

intimacy  
「(非常に深い)親密さ」。なお、文脈によっては性交渉の有無を指し、「intimate relationship」は性的関係のある恋愛関係。

 

"On the outside, dating may look like a pursuit in which, traditionally, the woman runs away just fast enough to get caught. The man pursues her image of beauty, while she chooses him for his power, money, and resources. Each seeks sexual attraction, compatibility, and security on a conscious level. But beneath the boundaries of awareness, another process of dating is taking place.We define this inner process of dating as the shadow's search for shelter in a projection that fits early childhood patterns. By re-creating the past, the shadow tries to help us to feel safe, cared for, and loved. It attempts to achieve these ends by re-creating with a lover the primordial unity we felt in early life with a parent. Then we unconsciously transfer responsibility for our survival from our parents to our partners. And we imagine that our partners will love us the way our parents never did, nurturing our deepest needs and fulfilling our deepest desires.
(p. 124, "Dating: The Shadow's Search for Shelter")

 

 

 外面的には、異性との交際は、伝統的な追跡の営みだ。そこでは、女性はちょうど捕まえられるぎりぎりの早さで走って逃げ、男性は女性の美のイメージを追い求める。そして女性は男性をその権力、お金、財産と才能に基づいて選ぶ。意識的レベルでは互いに性的魅力、相性、安心感を求めている。しかし意識の境界下では、別の異性交際のプロセスが起きている。

 我々はこの異性交際の内的プロセスを、影が、「幼い頃のパターンにぴったりと合う投影の中に住もうとする過程」と定義する。

 影は、過去を再現することで、自分が安全で、面倒を見てもらっており、愛されていると感じようとする。影は、これらのゴールを、愛する人との間に、幼い頃に両親との間に感じた根元的な一体感を再現することで成し遂げようとする。そして人は無意識に、自分が生きるための責任を、両親からパートナーへと転嫁する。そして自分のパートナーが、両親が決してしてくれなかったような形で自分を愛し、もっとも深いニーズの面倒を見、もっとも深い欲求を満たしてくれると想像する。」

 

辞書から得られない表現と単語の解説

pursuit, pursue  
「追跡、追いかける」という意味と「営み、営む」という意味があり、ここではその両方の意味がかけられている。

resource(s)  
「資源、財産、力量、才能」などいろいろな意味があり、複数形ではそのすべてを総合的に指す。ここでは「財産」とだけしても「才能」とだけしても足りないので、「財産と才能」と訳した。

security  
「安心感」と「保証」という意味があり、ここではその両方が入り交じったニュアンスがある。

process  
直訳は「過程」だが、「一つのまとまった形ないし入れ物の中で、ある方向性をもって進行する」というニュアンスがあり、「過程」とだけしてしまうと物足りないので、カタカナ書きで残した。
また、心理療法や心身統合療法の文脈の中では、次のような独特の意味で使われることも多い。「I'm in my process」と言った場合、「(療法の過程で)感情が刺激されて、それを深く感じながら自分に統合しようとする試みの最中(で、感情的に敏感になっている/落ち込んでいる/苦しんでいる)(ので、理解してください/あまり刺激しないでください/そっとしておいてください)」。

shelter  
「避難所、隠れ場所」という意味と「住処(すみか)」という意味があり、ここではその両方が入り交じったニュアンスがある。

lover  
辞書では「恋人」とされ、日本でも「恋人」の訳語としてこれを当てる人が多いが、実際にアメリカで使われる場合には(性的関係のある)「愛人」を指す。公の場で「This is my lover」という紹介の仕方をすることは、まずない。
「He is a great lover」と言った場合には「素晴らしい恋人」ではなくて「セックスのうまい人」。日本の感覚で言う「恋人」に一番近いのは「sweet heart」とか「love」(名詞)あたりで、「This is my love」(これは私の恋人です)というふうに使う。他方でsweet heartは、必ずしも恋人ではなく「とってもやさしくていい人」という褒め言葉としても使ったりする。文脈に注意を払おう! 

 

 

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October 09, 2019

英語講座『妖精の王国』ジェフリー・ホドソン


Clover_naturespirit2tw [ホドソンの記述をもとに描いたクローヴァーの妖精(色鉛筆)]

 

 旧メルマガ『ヒーラー&アルケミスト』に連載した「抜粋翻訳英語講座」の中から、ジェフリー・ホドソンのデーヴァとネイチャースピリットについての文章の翻訳。

 

(読みやすさのため改行を追加)

 

Geoffrey Hodson『The Kingdom  of Faerie(妖精の王国)』

 20世紀初頭に活躍した神智学系の透視家たちの中でも、自然霊(デーヴァとネイチャースピリット)に関する研究の分野で、ジェフリー・ホドソンの功績は群を抜いている。

 フィンドホーンの創設者の一人で、自然霊とのコミュニケーションをもっぱら担当したドロシー・マクリーンがホドソンの影響を強く受けていることは疑いがない。

 神智学系の透視家の重鎮レドビーターが、もっぱら人間のオーラやチャクラ、ガイドの存在などに集中したのに対し、ホドソンは世界各地を旅しなが ら、自然霊たちについて膨大な量の透視観察を集め、妖精などについての伝統的な知識と関連づけながら、自然霊の世界を整理、体系づけていった。

 もともとはヒンズー語起源の「デーヴァ(輝ける者)」という語に、現在の精神世界で用いられる意味を持たせた形で普及させたのも、ホドソンの貢献と言える。

 本書は1925年に執筆された小著だが、ホドソン自身の観察と経験に基づいて、デーヴァ、妖精、ネイチャースピリット、パーン(牧神)、デーヴァと人間の協力などについて綴られている。

 ホドソンの自然霊についての記述は壮大、優美だが、抽象的ではなく、彼の自然そのものに対する愛と観察力に支えられて、大地に根を生やしているように具体的で生き生きとしている。

 20世紀初頭のイギリス人の文章なので、文体はやや古びて読みにくいが、この頃に書かれた英語の精神系の著作には重要なものが多いので、こういう文体に も慣れていこう。実際、20世紀末に大量に出版されたニューエイジ系の書籍など、この頃の文献の単なる水増し焼き直しとしか思えないものが多かった。

 


 

(pp. 14-18, "Gnome and Deva"からの部分抜粋)

 

 「過去6か月、ノーム(地の精)一族の一人で、仲間たちに比べてより明らかな自己意識を身につけるのに成功していた個体が、我々に対してますます興味をつのらせているのに気づいていた。


 夏には彼はだいたい、我々が家から庭に入ると同時に現れるのだった。芝生の向こうの果樹園から走り出てきて、エーテルのエネルギーをぱっぱっと光らせて私の注意を引きながら。

 その頃、彼にはほとんど注意は払われなかった。

 しかし冬になってから、彼は家の中に入り始めた。

 暖炉を囲んで過ごす冬の夜の間、しばしば彼が部屋の中を遊び回っているのが見られた。窓から抜け出たり入ったりしながら、ちょうど人慣れした鳥かリスが示すほどの興味を我々に示しながら。

 彼には本当の愛情に近いようなものを持つ能力などなかったが、普段のたまり場を離れ、人間の家の中という慣れない環境で過ごすほどの十分な楽しみを、我々の社会に覚えていた。

 彼の環境をさらによく調べると、彼があるデーヴァによる特別な実験の対象にされていることがわかった。このデーヴァは、庭とそれを取り囲む何千本もの若い果樹が育つ果樹園の元素霊たちの守護者の役割を務めているようだった。

 このデーヴァは明らかに自分が保護する存在たちの進化を加速することに非常に関心があり、彼の態度は、動物か植物を特別な処置のためにあれかこれ かと選ぶ、飼育者か園芸家のそれととてもよく似ていた。彼はこのノームが我々と親しくなっているのを観察し、その事実を利用することに決めた。

 その結果として、まねをしたがる自然な傾向性が、このノームの中で非常に増加したように見えた。」

 

辞書から得られない表現と単語の解説

deva
「デーヴァ」。原義はヴェーダ系の文献の中から「光り輝く者」。神智学系の透視能力者や研究者によって、自然霊の秩序の中で特定の役割 をもった存在に与えられた分類名称。デーヴァたちの仕事の一つは、自分が担当する種の進化の青写真(テンプレート)を保持すること。

elemental life, the; elementals
「元素霊」。ここでは「ネイチャースピリット」と同義。デーヴァ同様、自然霊の秩序の中で特定の役割をもった存在に与えられた分 類名称で、ネイチャースピリットの仕事の一つは、デーヴァの保持する進化の青写真に沿って、実際にその種の個体を育て、手入れすること。


quickening
「(進化の)胎動」。進化を加速するような内的衝動。

 



(p. 28-29, "Fairies"からの部分抜粋)

 

 「実際にクローヴァーに働きかけているものは、その中に沈み込み、その植物のアストラル体と融合し、45センチから60センチほどの面積を覆った。彼ら はこの状態にしばらくとどまり、それから飛び上がり、しばらく宙を漂い、野原の別の部分へと飛んでいって同じプロセスを繰り返した。

 この野原は2エーカーほどの広さで、少なくとも百ほどの妖精たちがそこで働いていた。彼らの仕事の効果の一つは、この野原に生まれている植物の集団魂のアストラル・レベルの意識の胎動を、その(自分たちの働きかけている)部分で早めることだ。

 明らかに、開花の時期に達した時、植物に宿っている意識はもっとも活発な状態にある。そのため植物は、デーヴァのヒエラルキーのメンバー(元素霊 たち)から与えられる刺激に非常によく反応する。まるで植物の意識が妖精に向かって伸び上がろうと一生懸命の感じさえする。そして確かに進化のプロセスの 胎動がある。

 何名かの妖精たちが今度は、先ほどから私が記述している特定の球体のまわりで踊っている。その輝く大気を浴び、その美について深く物思いにふけることに明らかな喜びを感じながら。」

 

辞書から得られない表現と単語の解説

astral double
astralは普通の辞書では「天空の」とか「天体の」とかいう訳しか載っていない。ここではもちろん「アストラル体」。古い訳語では 「星気体」とも言った。doubleは「肉体そっくりの写し身」といったようなニュアンスで、エーテル体をetheric doubleと言うのと同じ

ensouling
「魂が宿る」「魂を入れる」

hierarchy
「ハイアラーキー(ヒエラルキー、ヒエラルヒー)」。ヒエラルキーは「階層組織」。自然霊たちの存在が高度に秩序だった階層状の系統をなしていることから、彼らの世界をこう表現する

 



(pp. , "The Deva"からの部分抜粋)

 


 「(コツウォールド谷のデーヴァ)初めて見た時、彼は3メートルほどの高さに見え、そのオーラは、彼の姿からおよそ100メートルほどの距離にあらゆる方向に向かって輝いていた。

 しかし我々の会話の後、彼は、自分のオーラが谷を横切って向こう側に届くまで、そして谷を流れる小川に届くまで、広げ延ばした。それから谷を下に 向かってゆっくりと移動し、その中のあらゆる生き物に触れ、それぞれに彼自身のすばらしい活力に満ちた生命の力を分け与えていった。

 彼の顔は高貴で美しく、その目はまばゆいほどに明るく、目と言うよりは二つの力の焦点のように見える。これらは我々の目と同じ程度には、考えや感情の表現のために使われるのではないからだ。

 善意のある歓迎が表現され、それは開いた唇からのほほえみを通してだけでなく、その物腰全体を通して行われた。彼はちょうど浄化と胎動を引き起こす力を谷全体に投げかけるのと同じように、その歓迎を我々の上に輝かせた。

 彼の性格は、デーヴァの生き生きとすべての制限から自由である感覚と、他者への優しさ、深い気遣いと愛という人間的能力のまれな組み合わせだ。

 私は、谷におけるすべての誕生と死は彼に知らているに違いないと感じる。そしてその両者に伴う痛みは、彼によって、その力で可能な限りやわらげられると。

 というのは、私は彼のオーラの中に記憶の形を見るからだ。その(記憶の)中では、彼が今死んだばかりのものたちの魂を自分のまばゆい輝きの中に受け入れ、保護し、安らぎの場所へと導くのが見える。

 彼はまさにこの谷の守護天使であり、彼に見守られて住む者は幸せである。」

 


 

コメント

 最初のパラグラフは、自然霊の秩序の中でのデーヴァとネイチャースピリットの関係を示す興味深い観察の一部。二番目は野原でクローヴァーの開花期に仕事 をするネイチャースピリットたちの仕事ぶりの記述。最後はコツウォールド谷のオーヴァーライティング(全体を見守る)デーヴァについての、美しく見事な記述。

 私自身がホドソンの観察記録を読むのがとりわけ好きなのは、一つには、ホドソンが観察し記述した自然霊たちの行動や存在感、彼らの内的プロセス(「考え方・感じ方」)や行動パターンなどが、自然霊について自分が観察してきたこととそっくりだからだ。

 私自身の自然霊たちとの経験はホドソンを読み始める前にさかのぼるが、それは、それまでに読んでいた他の文献に描かれている自然霊たちのイメージや記述と必ずしも同じでなかった。

 しかしホドソンを読んだ時、彼が見ているのが明らかに自分が見ているのと同じ「世界」であることが感じられ、それはなかなかうれしかった。

 それにしてもホドソンの文章を読む時、ただひたすら自然を観察し続け、その背後に動く摂理に気づくことで、人は、ここまで生についての智恵と愛に目覚めることができるのだという感慨にうたれる。

 

(原文の著作権は失効していますが、翻訳文には二次的著作権が発生します。王由衣/School of Healing Arts and Sciences ©2019. All Rights Reserved.)

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December 29, 2018

新刊『魂の医療』(インタビュー参加)

 私も参加させてもらった、福田カレンさん企画・編集のインタビュー集『魂の医療 ― これからの時代に必要な視点、価値観、療法を探る』(ナチュラルスピリット社)の発売日が決まりました。

 「これからの時代に必要な視点、価値観、療法について」という、今まさに必要とされているテーマで、それぞれの分野で活躍する専門家10人が語るというもの。

 私は「フラワーエッセンス療法とフラワーメディスン」「ハンズオンヒーリング」の2つのテーマで話をしています。たくさんのメッセージを詰め込んであります。

 1月20日発売。Amazonから注文できます。

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May 09, 2018

アーシュラ・K・ル=グイン「私たちの根は闇の中にある。大地は私たちの故郷だ」

「私があなたたちに望むのは、他者を支配する必要なく、また他者から支配される必要なく生きていくこと。

 決して犠牲者となることなく、また他者を圧することなく。

 そして挫かれた時、打ち砕かれた時、苦痛を感じ、闇の中にある時には思い出して欲しい、暗闇は自らの故郷であると。

 それがあなたの住処(すみか)だ。そこでは戦争が仕掛けられることはなく、また戦争が勝利されることもない。

 しかしそこには未来がある。

 私たちの根は闇の中にある。大地は私たちの故郷だ。

 なぜ私たちは祝福を求めて上を見上げたのだろう、まわりを、足下を見るかわりに?

 私たちのどんな希望がそこに横たわっているだろう、周回する見張りや武器でいっぱいの空ではなく、ずっと見下ろし、見下してきた大地に。

 上からではなく、下から。

 目をくらませる光の中にではなく、育む暗闇の中で、人間は人間としての魂を育てる。」

アーシュラ・K・ル=グイン(1929-2018)

1983年、ミルズカレッジの卒業式で若者たちに向けた言葉/翻訳 王由衣)

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October 23, 2017

読書リスト(2)

医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する
――糖質制限食と湿潤療法のインパクト

江部 康二・夏井 睦

 「科学的」ということの意味を改めて考えさせられる。
 湿潤療法は私自身、自分の怪我や傷に経験則的に行っていたが、夏井医師の説明を読んで「ああ、だからなのか」と納得がいった。

ケトン体が人類を救う
糖質制限でなぜ健康になるのか

宗田 哲男

 いろいろと画期的な研究。
 それもこんなリサーチは日本でしか可能でなかったと思う。
 個人的には小麦と糖質制限(ぎっちりではなく、おおまかに)を続けて数年になるが、具合はよい。

Core Light Healing
バーバラ・ブレナン

 ブレナンのメモを元に、古株の教師の一人が中心になって編集(たぶん加筆)したもの。
 正直、これを「3冊目・最後の本」にするべきではなかったと思う。
 日本語の翻訳は進行中のもよう。

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October 24, 2016

読書リスト(1)

(読んだ時期ごちゃまぜ)

ラテン語のはなし―通読できるラテン語文法
逸身喜一郎

 読んで面白く、繰り返し読んでも味わいがある。

 文法書のよしあしは結局、著者がその言語をどれだけ深く自分の骨にしみ込ませているかだと思うが、その意味では本当に優れたラテン語の入門書。

 英語の文法書でもこういうレベルで書かれたものがあればどれだけいいだろうと思う。

タリズマン〈上〉―秘められた知識の系譜
タリズマン〈下〉―秘められた知識の系譜
グラハム ハンコック

 これも何度読んでも重要な本。

 ハンコックは20世紀後半から21世紀前半における最良のノンフィクション作家の一人であり、「秘められた知識の系譜」につらなる研究者、実践者でもある。

Know Your Magnetic Field
William E. Gray

 ウィリアム・グレイはルース・モンゴメリーの『Born to Heal(癒すために生まれた男)』のモデルになったヒーラーで、私の師匠ブリエール師の師に当たる。

 生涯に無数の奇跡的ヒーリングを行い、そのエネルギーは「電気に感電するような」体感があったと言われる。

 グレイが亡くなった時、「彼は自分のヒーリングの力をロザリン・ブリエールに与えて去った」と噂が立った...。

 (ああ、あのビリビリですね(笑))

 この本を読んで、ブリエール師が神経系にこだわる原点がわかった気がする。また、長く動かされていなかった体の部分の動きをヒーリングで取り戻させる時、私はいつも最後に対応する脳の反射路を調整して終えるのだが、グレイが同じことをやっている記述があって、「お」と思った。

時砂の王
小川一水

 ラノベから普通のSFに脱皮することのできた数少ない作家らしい。

 もう1冊、『青い星まで飛んでいけ』(短編集)も読んでみたが、確かに文章はうまくない。しかし読後感がよく、「読んでよかった」と思える作家というのはわかった。

 短編集の方は確かにラノベっぽい部分もあったが、この『時砂の王』はストーリー構成も骨太のちゃんとしたSF。こういうものを書ける作家がまた日本にも出てきていたのはうれしい。

 (注 一般のラノベは、最近の若者の感性を理解しようと思って何度かチャレンジしたが、2ページ目より先に進めたことがない...。)

あなたの人生の物語
テッド・チャン

 久しぶりに、上質のSFを読むよろこび。

 知的な刺激と、じわじわと胸に染み込む物語の見事な調和。こんなSF、もう何年も読んだことがなかった。

ジョーゼフ・キャンベルが言うには、愛ある結婚は冒険である。
ジョーゼフ・キャンベル対話集

 ...というタイトルだけど、「結婚」については最後の章でちょっと触れているだけ(笑)。

 神話学におけるキャンベルの業績のとてもわかりやすい入門書。「聖杯」「シャーマン」「死と永遠性」「錬金術」などのテーマを縦横無尽に駆け巡り、重要なシンボルやアーキタイプが対話の中にぎゅうぎゅう詰め。

 アルケミーの研究者必読。

今あるガンが消えていく食事
進行ガンでも有効率66.3%の奇跡

済陽高穂

 食餌療法でガンや難病に取り組むための本はたくさん出ているが、この本の特徴は、現役でガン治療に取り組む消化器外科医が書いていること。

 「信念」よりもデータと実用性に基づいて、バランスよく、実践しやすい形でアプローチがまとめられている。食餌療法を学びたい人は、信念系の本と合わせて、こういうバランスのよい&最新データの反映された本も読んでおくのがよいと思う。

ナバホへの旅 たましいの風景
河合隼雄

 ユング派分析の河合隼雄さんが、自身が関わったナバホ族のシャーマンやメディスンマンとの経験について書いている。

 先住部族について書かれた本は山ほどあるが、やっぱり河合隼雄さんだなという1冊。

 オープンで、手堅く現実的で、それでいて深い。

 シャーマニズムと心理療法の接点についての話もとても興味深い。

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October 22, 2010

おすすめの本 エジプト関係

John Anthony West: Traveller's Key to Ancient Egypt

 フランスの天才数学者・哲学者シュヴァレ・ド・ルービッチの業績を基に、古代エジプトの神聖建築を読み解くための現地ガイドブック(英語)。

 「エジプト人は知識について直接語ることをせず、それを芸術や彫刻に組み込んで、その効果が感情に働きかけるようにした」ジョン・アンソニー・ウエスト

ジョン・アンソニー・ウェスト: 天空の蛇―禁じられたエジプト学

スキャンした英文原書をMacBookAirで再読中。精神世界系エジプト本には怪しいものが多いが、ウェストはグラハム・ハンコック、ロバート・ボーヴァルと並んで個人的に信頼する数少ないまっとうで優れた研究者。しかし重要な本がどんどん手に入り難くなるのは残念。

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July 18, 2010

創作活動に戻る

 あちこちにこっそり(笑)リンクをはっていたが、プロジェクトに少しそれらしい格好がついてきたので、このあたりで公にしておこうと思う。

 何年も前に物語を書き取り終わって、そのままずっと手の中で温めていた小説をきちんと文章にして、オンライン小説の形で公開することにした。

 仕事が忙しくて、本当にやりたいのに、ずっと放りっぱなしになっているものが幾つもあり、創作活動として「書く」ということはその一つ。絵を描くというのがもう一つ。

 いろいろ思うことがあって、生活を整理して無駄を省き、そのための時間を作ることにした。

 一つの刺激は、5月にグランドファーザー・ストームとスワン・ストームといっしょに時間を過ごしたことだ。

 二人が保持するエネルギーの器の中で時間を過ごしながら、「書く」という作業のプロセスについて、そして「書く」ことを通して次の世代に伝えることの重要さについて、改めて思い出した。

 グランドファーザー・ストームから命じられたことは幾つかあるのだが、その一つは、「若い女性を集めて訓練する」ということだった。「このまま男どもの手に力を握らせておいては、世界の状況は惨くなるばかりだ。女性たちが知恵を身に付け、力を取り戻さなければいけない」。

 今の私の仕事では、30代の女性は「若い女性」である。しかし、それよりさらに若い世代との接点は、どうやって作ったらいいのか。

 それだけが小説の公開を決めた理由ではないが、確実に理由の一つではある。今の仕事の枠組みでは手の届かないところへも、言葉を通してエネルギーを伝え始めること。

                 ☆

 魔術とアルケミー(精神的錬金術)についての講義の中で、ロザリン・ブリエール師はこう言われた「魔術の本質について学ぶには、小説を読みなさい」。

 それはディオン・フォーチュンが「出版されている魔術の手引書に載っているのは、盗まれた知識と誤った理解だけ。書き手は本当の魔術について何も知らない」と述べていることとも関係している。

 フォーチュンの後継者で、英国リベラル・カトリック教会の司祭でもあったW・E・バトラー師のような例外中の例外を除いて、これは事実だ。

 「真理はむしろ物語の中にある」。

 もちろん、実践することを学ぶなら、物語を通して本質について吸収した後、実際に師と一緒に時間を過ごし、技術的なことを学びつつ、師のオーラ(エネルギー)フィールドから情報を吸収するという過程が必要になるが。

 他方、フォーチュンやバトラー師が指摘するように、魔術(実際には神聖術と呼ばれるべきもの)の道を歩くには、徹底的に自己と向かい合う「容赦のなさ」が必要だ。大部分の人は、この「容赦のなさ」を性向として持ち合わせていないか、そんな生き方をすることを望んでいない。

 「Path of Hearth Fire(竈(かまど)の火の道)」は、そういった人たちのためにある。そしてもちろん、竈の火の道にあって、家庭を保ち、子供たちを育て、道を歩く者を支えてくれる人々がいなければ、すべては成り立たない。

                 ☆

 何はともあれ、久しぶりに戻ってみれば、創作活動として文章を書くのは、やはり純粋に楽しい。

魔術師への道

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April 26, 2010

古典神学の購読・推薦書籍

 古典神学のクラスは現在、経験者のみを対象にした遠隔講座として行われており、新規受講者は受け付けていませんが、将来的にオープンスクール・レベルでの開講も予定しています。

 とりあえず、どんなことを学んでいるのか興味のある人のために、購読・推薦書籍や文献を紹介しておきます。

 古典神学やアルケミーに関する話題は、Twitterでも散発的にコメントしていますので、興味のある人はそちらも Twitter:Healing_Alchemy

 ここで「古典神学」と呼んでいるのはキリスト教の神学ではなく、古代エジプトを源流とする、宇宙・自然=神という世界観に基づいた神学体系です。「ヘルメス神学」と呼ぶこともでき、アルケミー(精神的錬金術)の流れもこれに含まれます。


古典神学 I 購読課題

・『タリズマン(上)』『タリズマン(下)』グラハム・ハンコック&ロバート・ボーヴァル

・『アトランティスの暗号』コリン・ウィルソン   

・『Hermetica(ヘルメス文書)』(抜粋翻訳をPDFで配布)

・(推薦)パラケルスス 『奇跡の医書』 

   

古典神学 II、III(古典神学 I の課題に文献を追加)            

・パラケルスス 『奇跡の医書』『奇蹟の医の糧—医学の四つの基礎「哲学・天文学・錬金術・医師倫理」の構想

・ウォルフガング・ゲーテ 『自然と象徴 自然科学論集』形態と象徴 緑の自然科学』『色彩論』から1冊以上

・ルパート・シェルドレイク 『生命のニューサイエンス -- 形態形成場と行動の進化』

・リン・マクタガート 『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』 『意志のサイエンス

・ジョーゼフ・キャンベル 『神話の力

・自分に興味のある地域(エジプト、シュメール、インド、ギリシャ、南北アメリカ、ケルト、中国、アフリカなど)の神話集、5冊以上

・コリン・ウイルソン 『アウトサイダー』『至高体験 自己実現のための心理学』 『右脳の冒険 内宇宙への道』 『フランケンシュタインの城—意識のメカニズム』 『超越意志の探求 自己実現のための意識獲得』から2冊以上

・(推薦)カルロス・カスタネダ 『呪術師と私 ---- ドン・ファンの教え

・(推薦、歴史研究)フランセス・イエイツの著作から興味のあるもの『薔薇十字の覚醒』『フリーメイソンと錬金術』『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』など

・(推薦、思想研究)D. P. ウォーカー   『ルネサンスの魔術思想

・(推薦、美術に興味のある人に)ヴァールブルク 『サンドロ・ボッティチェッリの“ウェヌスの誕生”と“春”―イタリア初期ルネサンスにおける古代表象に関する研究

・その他、学習と課題を進めていくのに役立つインターネット上のリソースを随時指定(とくに英語の文献など)

 「古典神学 IV」以降では、ディオン・フォーチュンの執筆物なども購読に含めていく予定(翻訳をPDFで配布)

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