11. リトリート(参加者の感想も)

September 17, 2009

2009年 夏の集中研修(長野)

 今年で7年目になった長野での夏の集中研修、本当にいろいろな意味で充実していた。

Cakesclose_2  初のハンズオン・ヒーリング科の卒業式は、もちろん重要な出来事。式に11人の子供たちがいっしょに参加してくれたのにも、大きなメッセージが込められていたと思う。

 子供たちの多くは過去の研修やフラワーエッセンスの卒業式にも出ているので、実は連戦の研修参加者(笑)。

 教室でお母さんたちがレクチャーを聞いたりヒーリングの実習をする間、横で静かに夏休みの宿題をしたり絵を描いたりしていた風景も、毎年のことながらなんともほほ笑ましかった。

 そしてこれも毎年、子守りに奮闘するお父さんたちにも感謝と感嘆を禁じえない。あらゆる年齢の子供たちをまとめ、川で遊ばせたり、バーベキューや花火をしたりと、朝から晩まで驚くべき忍耐と体力だ(笑)。

 私にとってまったく個人的な意味でうれしかったのは、「竜涎香」事件(こちらは『ヒーラー&アルケミスト』にあらましを書いた)。

 とにかく楽しくて、5日間は本当にあっという間だった。

 以下はぽつぽつ届いている参加者の感想から紹介。


                ☆☆☆


 今回入野谷に参加したのは、昨年に引き続き2回目でした。

 リトリートの醍醐味は、クラスをみっちり受けられるということと、そこで得た経験を参加者の皆さんと一緒にシェアして過ごせることだと思います。

 バーベキューをしながら川で遊んだり、地元のお祭りに飛び入り参加して、地元の方に焼きとうもろこしをサービスして頂くという嬉しい交流もありましたし、普段あまり会えない方々と一緒に、お食事をしながらお喋りをする何気ないひと時も、私にとってはとても貴重なものでした。

 今年は特に、ハンズオン・ヒーリング科から初めて卒業生が出ることに加えて、先生である由衣さんも正式な聖職者になられたばかりでしたから、本当の意味での「卒業の儀式」に参加できるという事もあり、事前から期待と興奮でいっぱいでした。

 長い間皆を支えて下さった大先輩が卒業してしまうということは、後輩の自分にとっては喜ばしくもあり寂しくもあり、複雑な感覚でしたが、式は愛情溢れる本当に素晴らしいものでした。こんなに重みのある「卒業式」は、自身を振り返ってみてもなかったことです。

 最後に子供たちと大騒ぎしながら食べた大きなケーキは、最高においしかった!! 参加出来て本当によかったと思います。ありがとうございました。


                 ☆


 研修では、今まであまり意識していなかったアルケミーの歴史の重みが、由衣さんを通してすごく身近に自分の事として感じられ、また自分が何をするべきかを突き付けられたような気がしました。
 ......

                 ☆


 簡単ですが、入野谷の感想を送ります。

 久しぶりのクラスでしたので、いちいち感動していました。

 レクチャーは、ひとつひとつが胸にしみこんで、魂が満たされるという喜びを感じました。

 神経系のヒーリングの実習では、[クラスメートから]とてもパワフルなヒーリングを受けられて、クラスの器の深さを感じました。

 平日のクラスには当分でられないので、宿泊の研修のクラスはありがたいです。

 それと、ウエイトトレーニングをしないとクラスに在籍していられなくなるな...と思うくらいの勢いで、ゆいさんがおっしゃていたので、夫と一緒にやってみる予定です(なぜウエイトトレーニングが必要なのかが、わかったので)。

 普段の生活では、全体を見回して、気をつかって、そのように動いて...と、いつも気をはっているのですが、クラスにでると、ボケッとただそこにいることを許されているのだ!! ということに気づきました。

 貴重な場です。年に一回でもそこに戻れるというのは、私にとっても、子供にとっても、(多分、夫にとっても)ラッキーだと思います。ありがとうございました。

 卒業式は、とても高いエネルギーを感じました。フラワーエッセンスの卒業式の時は、密度の濃いお堂のなかにいるような感じでしたが、今回はすっきりとしていて、光がまぶしかったです。

 何年か前に高原さんとお茶を飲んでいたときに、「ヒーラーは真剣にクライアントと向き合って、そこにいられるかということだけなんや」とおっしゃっていたことを思い出しました。その言葉通りのことを、体現されていることに、感動しました。

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March 12, 2008

沖縄リトリート2008

 今年で3回目になった沖縄でのリトリートが終了。

 ひさびさの超少人数リトリートだが、自立した個人行動と、リズムにのったグループ行動の切り替えが柔軟に効く「大人の女性」ばかりで、足取り軽く流れに乗って、天の恵み、地の利と人の温かさをたっぷり受けることのできたリトリートとなった。

 毎回、沖縄での宿泊先にしている南岸のセーファーウタキと久高島を中心にする地域は、ハワイの島々の風通しがよくオープンなエネルギーと異なり、地元の神様のパワーがいまも目立って強い。それを無視してスピリチュアル・リトリートのようなものを仕切ろうとしても、うまくはいかない。

 この3回目のリトリートで、私自身、ようやく沖縄の地に固有のエネルギーの「波」を見ながら、グループの流れをまとめたり、より大きな波に任せる時のタイミングを学ばせてもらったと思う。

 今更ながら、土地にはそれぞれ異なったリズム、エネルギーがあり、神々の意思がある。

 滞在中に2回訪れることになった久高島では、それぞれ違うガイドの方から、島の文化、伝統、精神性などについて、異なる角度から見せてもらうことができ、精神文化の現状についても貴重な話を聞かせてもらった。観光で訪れる人がまず行き当たることのない、森の中の人目につかない拝所にも方々、連れていってもらった。

 それ以外にもいくつもの貴重な出会いとつながりがあり、それはこのタイミングでリトリートに参加した人たちにとって、「必然」でありながら同時に「とても幸運」な、人生の次のステップへの踏み石になったのではないかと思う。

 経験を絵の形に落とすマンダラの制作も、途中まで進行したところを見せてもらっているが、次に会う時に完成作を見せてもらうのが、さらなる楽しみだ。

 沖縄の人々の気さくであたたかな人柄と、どこに行っても新鮮でたっぷりのおいしい食べ物、そしてちらほらと咲きかけた緋寒桜に彩られた静かな沖縄の冬の自然に支えられながら、密度があり、それいでてい流れるような自由な動きを経験できたリトリートだった。

参加者の感想

 「Yuiさんはじめ、沖縄に参加されたみなさん、ほんとにありがとうございました。
 みなさんのおかげで、今回のリトリートは、新たな展開を感じられたリトリートになりました。話せば、とても長くなりそうな、物語といってもよい程の流 れで.... きっと誰が欠けても、何が欠けてもこの展開は無かった気がします。
 これまでのリトリートも、どれも素晴らしかったけど、今回は特に、高い存在から の導きが心に沁みました。
 ....沖 縄で戴いた、たくさんの祝福・光・ご縁を、今後の自分の在り方や生き方を通して、お返ししていけるといいな〜と、思います。」

「気が遠くなるような長い年月をかけて編み上げられてきたエネルギーとそれを大切につむぎ続ける人たち。
 それはあまりにも深く広く果てしなく、さらに広い 視点で見ていかなければわからないかもしれないなぁーっと、帰ってきてからも未だ体の中を流れ続けているエネルギーのなかに漂いながら想いを馳せていま す。
 深い懐で受け止めてくれた糸の紡ぎ手から渡してもらった糸を、さらに縁ある人たちに手渡し編み上げる手伝いをすることができたらいいなぁ.... まだ、ボーっとする頭の中でそんなことを考えています。 」

「ゆいさん、みなさま、お世話になりました&ありがとうございました。(何回でも言いたいです!)
 .....本当に誰が欠けても何が欠けても、このリトリートでの体験はなかったと思います。
 雨、風、陽の光.... それぞれが全て次の流れに繋がっていて、そして必要なことに時間がぴったりとあてはまっていき、その絶妙な時間配分に驚きました。
 自然との出会い、人との出会い、神様との出会い、そこには静かな感動と、たんたんとした幸せがたくさんありました。
 今回体験した感覚をこちらでの生活に活かしていければと思っています。また、このリトリートで繋がることができた、神様や土地、人とのご縁を大切に、自分のできることを見つめていきたいと思っています。
 家に帰り、部屋のスケール感がいつもと違って感じたのに驚きました!  ....いつもと違う不思議な感覚で、部屋に慣れるまでに時間がかかりました。」

「ゆいさん、みなさん、どうもありがとうございました。本当に何回も言いたいです。 とても素晴らしい体験をさせてもらったリトリートでした。
 みんなが言っている通り、誰が、何が欠けても、あの成り立ちはなかったように私も思います。今、思い返しても、そのタイミングの絶妙さは奇跡的な感じさえしま す。
 でもそんな貴重な体験を実際にできたというその事実は、これからの私が新たな世界へ一歩足を踏み出すための大きな支えになってくれるのだろうと思いま す。
 一日(一人)の中での繋がり、流れ、そしてその一日一日(一人一人)の繋がり、流れ、どこをとっても切れ目がない感じ。
 こちらに戻ってきてからふと気がつくと、それは自分がマンダラで表したものと重なる感じがし、ちょっと驚きずいぶん(ひそかに)感動しました。
 マンダラは、絵が苦手な事もあり、描きたいという衝動はあるものの、描ききれるかどうかは自信がありませんでした。
 案の定色を重ねていくうちに、イメージとは 違ってしまってるような気がし、やっぱりできないかな?という思いもよぎりました。
 でも『多少イメージがずれても、ここ(沖縄)で感じてる色々なものを のっけて描こう!』と思え、描ききれた時には、そのままの自分がそこに表れている気がして、心から満足感、達成感がありました。
 そしてそれをみんなに見ても らえたことも嬉しかったです(丸裸の自分を見せてる気分で実は照れ臭かったですが)。
 私も沖縄での日々のすべてに感謝です。そしてこれまでのリトリートで沖縄に縁を結んでくださったみなさまにも、ありがとうございます。 心から感謝を込めて。」

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June 28, 2007

ハワイ島リトリート:水の恵み、火の恵み

 ハワイ島での女性限定リトリートが終了。

 いつにも増して、無為中空ということを思ったリトリートだった。

 (「中空均衡構造」というのは河合隼雄さんの表現。強いリーダーが中心になってどんどんまとめていく西洋型のリーダーシップを「中心統合型」とするのに対して、日本独特の無為のリーダーシップを指す)。

 ハワイ側でやるリトリートはいつもこんなふうに、自分にとって向き合う必要のある領域に、思わぬ形で光を当ててくれる。

 それから、たっぷりの共時性に伴われた自然の恵み。

 ハワイ島のヒロはもともと雨の豊かなところなのだが、グループが到着する前日まで2ヶ月の日照り。地元の農業にとって大変なのはもちろん、リトリートに用いたヨガ・センターは、すべての給水と電力を水力に頼るエコロジー型の施設。

 それこそ皿を洗う水も惜しむ状態で、「正直、あなたがたが到着するまで、水と電力が持つかどうか心配していた」とオーナーは言っていた。

 それがリトリートの初日、みなの到着前後から雨が降り始め、それから6日間、ひたすら雨。ほぼ切れ目無く、しとしとと、また時には会話もできないほどの激しさで降り続ける。

 夜には百匹くらいの小さなカエルたちが、澄んだ鈴のような声で鳴き続けていた。

 昼には雨の合間をぬって、家族参加でやってきた子供たちが、トロピカル・ガーデンや広々とした芝生の丘を走り回る。くったくのない笑い声がよく響いた。

 雨の音を聞きながら交わされるグループの語り合いには、「死と再生」というテーマが繰り返し出てきた。「ここに来るまでに、人生の中で大きなものを手放してきた」という言葉も何度か聞かれた。

 それでいて、分かち合われた経験は「ドラマ」ではなく、「何かを成し遂げなければ」といった気負いもなく、誰もがただあるままに、とても本質的な意味で「自分らしく」時間を過ごしていた。

 振り続ける雨は浄化の水、そして育みの水。

 きっとグループが去るのと同時に雨が止むのだろうな、と思っていたら、まさにその通り。明け方前にざっと締めくくりの雨が降り、朝早く空港へ向かった人たちは車の中から虹を見た。

 虹は雨の神からのあいさつ。

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 リトリート中、「夜寝ていて、地面が揺れるのを感じる」という人が何人もあった。

 リトリート終了後の深夜2時頃から、キラウェア火口周辺を震源に群発地震が起き始めた。2時間の間に260以上の地震が発生するような激しいもので、噴火の危険性があるとされ、ヴォルケーノ州立公園の大部分が閉鎖されるほどだった。

 グループが水の器に包まれて過ごしていた間にも、島では激しい火のエネルギーが活動中だった。

 いや、この火のエネルギーが、水の器を温めていてくれたと思うこともできるかもしれない。

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参加者のコメントから

 「(リトリートの後)2泊ヒロに泊まって戻りました。あとの2泊はよく晴れてて、あの一週間はほんとに再生のための死と闇の日々だったのかもしれません。
 共にその時間を編み、すごさせていただいてみなさん、ありがとうございました。 」

 「水の中に浸されていた安心感は、羊水の中のよう だったのでしょうか。
 火を感じにくかったと思いましたが、噴火するほどの力が蓄えられていたとは、驚きました。
 帰る日の虹、見ましたか? あんなにパワフルな虹を見たのは、初めてでした。 」

 「帰って以来、心身が強く、そして軽くなっていて驚いています。」

 「ヒロではありがとうございました! ようやく、日本に馴染んできました。
 あの場では当たり前だったことが、日本に帰ってくると、物凄く深い経験だったことがしみじみと入ってきました。
 何もしなくても ただそこにいるだけで許される日々を味わうことは、本当にお腹の中にいたとき以来の感覚かもしれません。
 あの環境自体が羊水の中みたいだったし...
 今でもふと、食事のときに見ていた、海まで続く雨に包まれた窓の外の景色が甦ってきます。」

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 浄化と育みのプロセスが、それぞれの中で深まっていきますように。


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