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June 26, 2005

グレーハウンドを救え ドッグレースをボイコットする

 美しい流線型の肢体、もの悲しそうにさえ見える大きな瞳。犬の中でももっとも純粋な血統を保つグレーハウンドは、高貴とも言える一種特別な存在感をもっている。

 だが、そのグレーハウンドを使ったドッグレースが、大量のグレーハウンドたちの死の上に築かれていることを知る人は少ない。レースに勝てなかった犬、少しでも脚力に衰えの見えた犬、怪我をした犬、2から3歳という短い盛りを過ぎた犬は、すべて「用済み」として処分されるのだ。

 以下はグレーハウンド保護団体、GREY2K USA の資料から引用する。

 「ドッグレース業界は、グレーハウンドを毎年何千頭も繁殖させ、かつそれと同じくらいのグレーハウンドを殺している。

 グレーハウンドの悲劇はNational GeographicsのTV番組『Running for Their Lives(死にものぐるいで走る)』で報道されたにも関わらず、いまだ大多数の人々がその悲劇に無知であるのをいいことに、ドッグ・レース業界はその行いを改めようとしていない。

 昨年5月、フロリダ州のドッグレース場は大量のグレーハウンドをアラバマ州に送り、そこで業者は1頭10ドルで犬たちを撃ち殺し、その遺体を埋めたてた。何千頭の犬が殺されたのか、いまだ捜査中である。

 ニューハンプシャー州のハインズデール・グレーハウンド・パークでも大量のグレーハウンドの骨が発見され、レース場の管理者は犬を殺したことを認めている。

 グレーハウンド・レースでは10頭に1頭の犬がレース中に、骨折、脊椎損傷、麻痺などの大きなけがをしたり、突然卒倒して死亡する。1年に殺されるグレーハウンドの数は数千頭に及ぶ。グレーハウンド・レースが全米で廃止されるまで、この悲劇は続く。」 (GREY2K USAのニュースレターより)

 殺されることを免れた場合でも、同じくらい過酷な運命が待っている。

 グレーハウンドはその純粋な血のために、犬の中での「普遍的血液ドナー」として重宝される。大学の獣医科や動物病院などに売り渡されたグレーハウンドは、手術などで輸血用の犬の血液が必要とされるたびに血を提供する「血液製造器」として利用されて余生を送ることになる。

私たちにできること

・観光でアメリカや香港に出かけても、ドッグレースには行かない。事情を知らない知人に誘われたりしたら、なぜドッグレースをビジネスとして成り立たせることがよくないのかを説明する。

・以下のグレーハウンド保護/ドッグレース廃止活動団体に寄付をする。
 GREY2K USA, PO Box 442117, Somerville, MA 02144, USA
 http://www.grey2kusa.org

「かわいいと思うだけでは十分ではない。かわいそうと思うだけでも十分ではない。愛を行動に移そう!」

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