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April 24, 2009

コリン・ウィルソン『アトランティスの暗号』

コリン・ウィルソン: 『アトランティスの暗号―10万年前の失われた叡智を求めて』

 コリン・ウィルソンは、ケン・ウィルバーと並ぶ、20世紀後半のもっとも重要な思想的作家の一人。

 どちらも恐ろしく広範な興味の持ち主だが、ウィルバーの著作が哲学メインなのに対し、ウィルソンはSF、異端考古学からオカルト研究まで、興味のあることならなんでも書いてしまう。

 1956年に『アウトサイダー』で一躍名を馳せたウィルソンの最新著。

 異端の古代・キリスト教史を豊富な材料を加えて書き下ろし、非常に楽しみながら読める。

 エジプト・シュメールの古代史から始まり、「ダヴィンチ・コード」の背景になった中世史から、果てはゲーテの自然観察能力にまでトピックは広がり、それを一気に読ませる筆力は、私の好きなコリン・ウィルソン健在と感じさせてくれた。

 翻訳もいい出来。

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