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August 07, 2015

近況「書くこと、時の流れ、進むために手放す」

 考えていることや思案していることはたくさんあるが、「書く」作業からちょっと遠ざかっていた。

 去年の5月までは有料購読のメールマガジンを発行していて、長期的に自分の見方や考え方につきあってくれている人たちを対象に、「まだまとまりきらないがとりあえず」という形で敲(たた)き台的に書くことができた。

 しかし不特定多数の人に読まれるブログではそうもいかず、考えや視点の導入、表現のレベルなどについて考えているうちに、時間が経ってしまうことが多かった。いろいろな仕事が山積みなこともあって、自分にとってはとても重要な「書く」という作業が、ついつい先延ばしになっていた。

 が、いつまでもそう言ってはいられない。

 時々ふと思うが「いつの間にか20なん年」。エネルギー・ヒーリングなどという「怪しげなもの」に疑い疑い足を踏み入れるところからスタートして、結局アメリカの大手ヒーリングスクール(カレッジ)を卒業。ヒーラーとして仕事を始め、気がついたらたいそうな年数が過ぎていた。

 そしてヒーリングや関連分野で、「時代の流れ」とでもいえる出来事や世代交代、人が来たり去ったりするのを目にしてきた。

 年々ヒーリング界の流れを見ていても、「同じあたりをぐるぐるしていること」「むしろ振り出しに戻ったように見えること」「流れてどこかに行ってしまったこと」などもあり、「日本という場所で、本来のヒーリングというものの可能性を開かせ、人々への助けにしたい」と望む自分にとっては、希望を感じる部分と頭を抱えたくなる部分が半々というのが、現状についての正直なところ。

 もちろん自分が歩いて来た道については後悔などないし、これからも歩き続けていくだけで、悩みや迷いなどない。むしろそれは本当に幸運な道だったと思っている。

 だが、外に向けては「やるべきこと」があり、それに形をとらせるための現実的な計画を練り、実行に移していかなければならない。そのためには、やれることとやれないことを取捨選択もしていかなければならない。

 Twitterにはぽつぽつメモしていたが、久しぶりの引っ越しで、蔵書を大幅に整理した。当初は「200冊くらい削ればいいか」と思っていたが、作業をしていくうちに感じるところがあって、結局蔵書の大部分を解体してデータ化した。

 ひと月の間に、これまで引っ越しのたびにずっと持ち歩いて来た、段ボールにして20数箱あった本(おもに専門書)が、2箱に収まるぐらいになった。

 選んだ本をカッターナイフと裁断機でばらしてはScanSnapにかける作業の中で、「これは一時期は重要だったけれど、今はもう手放していい」「これはもう自分の血肉になっていて、本の形で保持しなくてもいい」「これはこの先も繰り返し読み返したい(だからこそデータ化する)」といった形で、それぞれの本が内的に分類されていく。

 それは手作業を通して自然に、ヒーラーとしての自分のこれまでの成長過程や、思想や立場の変化について有機的にふり返る経験につながり、密度の高い内省時間になった。

 そうしていつも、「何かを手放すのは、新しいものが生まれるための空間を整えるため」。その空間が外的なものであれ、内的なものであれ。

 本についての作業は一段落したが、ここから先の未来に向けて、自分の思想と立場を整理する作業は今も続いている。

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