フラワーエッセンス 自分に合うメーカーを選ぶには
自分に合うフラワーエッセンスのメーカーを選ぶ
初めてフラワーエッセンスを使う人は、以下のようなことを考えます。
・たくさんあるメーカーの中から、どれを選ぶか
・自分で選ぶか、プラクティショナーに選んでもらうか
・自分で選ぶなら、どんな方法を使うか(定義、写真、キネシオロジーなど)
今回は、自分に合うメーカーをどうやって選ぶかについてみてみます。
現在、世界的に一番普及しているのは、イギリスのBach(バック)レメディです。
(Bachは日本では「バッチ」と呼ばれることが多いようですが、一般のイギリス人の発音は「バック」です。以前はWikipediaにも「スコットランド系なので、Loch Ness(ロックネス、ネス湖)のchと同じ発音が正しかろう」という記述がありました。)
バック(バッチ)レメディはイギリスの花を中心にしているので、「英国(イングリッシュ)レメディ」とも呼ばれます。
日本で手に入りやすいものでには、イギリスのヒーリングハーブス社の他、イギリスやアメリカのメーカーが複数あります。
ヒーリングハーブス社のバックレメディは、イギリスの同社でマザーエッセンスをストックレベルに希釈し販売されているものと、アメリカのFESがマザーエッセンスを輸入し、ストックレベルに希釈しているものの2種類があります。
またバックレメディに使われているのと同じ花の一部を、独自にエッセンスとして生成しているメーカーもあります(FES、Green Hope Farm、ペレランドラなど)。
バックレメディに次いで普及しているのが、アメリカのFES(Flower Essence Society、カリフォルニア州)です。FESのエッセンスは「北アメリカ・クィンテセンシャル」と名付けられて います。
これ以外に日本で入手しやすいエッセンスには、アメリカのAFP(アラスカ・フラワーエッセンスプロジェクト、アラスカ州)、ペレランドラ (ヴァージニア州)、マスターズ(カリフォルニア州)、オーストラリアのブッシュエッセンスなどがあります。
以上は いずれもメーカーとしての歴史が比較的長く、エッセンスの質について安定した評判のあるメーカーです。
これ以外の小さなメーカーや新興のメーカーもたくさんあり、現在、世界中でフラワーエッセンスを作っているメーカーの数は、おそらく数百以上に上るでしょう。
そんな中で、自分に合ったエッセンスを選ぶには、どうしたらいいでしょうか。
日本では、欧米から輸入されたエッセンスはとても高価です(為替の変動にも左右されますが、だいたい各メーカーの国内定価の3倍前後)。
「高いお金を出してセットを買ったのはいいけれど、使ってみても効果が感じられない...」では、泣くに泣けません。
その意味で本当にいいのは、テスターを試して、自分の体とエネルギーでエッセンスの質と、自分との相性を確認してから買えることです。
私が過去にオリジナルのエッセンス(上の写真)を講座などで分けていた時には、全種類テスターを置いて、自由に試してもらっていました。
フラワーエッセンスのように精妙なレベルで働きかけるエネルギーレメディは、試して納得してから買ってもらうのがベストだからです。
FESは「Money Back Guarantee(返金保証)」をしています。「使ってみて効果が感じられなければ、代金を返金します」ということです。
数あるメーカーの中でも、こんな保証を 行っているところは他になく、これは綿密なリサーチに基づいて、自社のエッセンスの質と効果に絶対の 自信があるFESの姿勢から来ます。
エッセンスの質の高さが保証されているものを...と考えるなら、まずはFESの製品から試してみるのがいいでしょう。
FESのエッセンス全般とその優れた仕事ぶりについて理解してもらうには、私が翻訳したFES『フラワーエッセンス・レパートリ』を読んでもらうのがおすすめです。
自分に合うメーカーを徹底して探す
エッセンスについてしっかり学んでいこうと思う人には、バック(バッチ)レメディについて以下の実験を勧めます。
(1)まず本やガイドブックを読んで、自分に必要と思われるエッセンスを1つ選ぶ。
(2)次にそのエッセンスを、複数のメーカーから買って試し、体感や効果を比べてみる。
エネルギーの感覚のある程度開いている人なら、同じ花のエッセンスでも、メーカーごとにエッセンスの質(花のエネルギーパターンのインプリントの明晰さや強さ、アー キタイプパターンの全体性など)が異なっていることがわかります。
あるいは「自分の体とエネルギーにとって一番相性がよいのはどのメーカーか」という手応えが得られます。
「保存料によってエッセンスの質に違いが出るの?」という疑問のある人も、同じ花のエッセンスで、保存方法の異なるもの(ブランディのみ、ブランディに塩入り、グリセリン、リンゴ酢など)を集め、自分で試してみるのが一番よいのです。
あるいは自分で希釈をする時に、ブランディ、焼酎、リンゴ酢、梅酢、グリセリンなど異なる保存料で服用ボトルを作って試してみるのも、面白いです。
さらにフラワーエッセンスに興味のある友達を何人か集めることができれば、もっと面白い実験ができます。
(続く)
『フラワーエッセンス入門』(vol. 3)
Originally published in February 2005. Refreshed in December 2017.
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